近年、周辺の都市化の進展により、雨水が地中に浸透する量が減少しており、また、地球温暖化の影響とも言われている局地的な集中豪雨が増加する傾向にあるなど、浸水被害が生じやすくなっています。
都市化前
都市化後
安全な都市づくりを推進していくためには、従来からの河川・下水道などの流下型施設の増強に加え、雨水貯留浸透施設の整備など雨水流出抑制方式の導入を図り、土地の保水性を高めていくことが重要です。このため、本市内における民間の開発行為等については、流末の整備状況や開発面積に応じて調整池、貯留施設、浸透施設による雨水流出抑制を義務づけているところであります。
つきましては、敷地面積1,000平方メートル以上の施設の新設・改築時における排水設備新設等計画確認申請の際に、雨水流出抑制に関する事前協議を下水道計画課にて行っていただきますよう、よろしくお願いいたします。
なお、開発行為については、福岡市開発行為の許可に関する条例に従い雨水流出抑制施設の設置をお願いします。