通学路の交通安全緊急対策
令和3年6月、千葉県八街市で下校中の小学生の列に大型トラックが衝突し、児童が死傷する痛ましい交通事故が発生しました。これを受けて、同7月に国から「通学路における合同点検等実施要領」が示されました。
この実施要領に基づいて、同9月に学校や道路管理者、交通管理者等が連携して、通学路の合同点検を実施し、対策に取り組んでいます。
実施要領において追加となった点検箇所の観点
平成27年より実施している「福岡市通学路交通安全対策プログラム」の点検箇所の観点に加え、新たな観点として、以下のものが追加されています。
【従来の観点】
・道路が狭い、見通しが悪い、人通りが少ない場所
・やぶや路地、倉庫、空き地など人が身を隠しやすい場所が近い 等
【追加された観点】
・見通しのよい道路や幹線道路の抜け道になっている道路など
車の速度が上がりやすい箇所や大型車の進入が多い箇所
・過去に事故に至らなくても、ヒヤリハットの事例があった箇所 等
・保護者、見守り活動者、地域住民等から市町村への改善要望があった箇所 等
対策箇所数及び対策内容