現在位置: 福岡市ホーム の中の市政全般 の中の水道・下水道・河川 の中の道路・河川・下水道 の中の道路事業 の中の道路事業の紹介 の中の主な道路事業 の中の通学路の交通安全緊急対策
更新日:2025年10月24日

通学路の交通安全緊急対策

 令和3年6月、千葉県八街市で下校中の小学生の列に大型トラックが衝突し、児童が死傷する痛ましい交通事故が発生しました。これを受けて、同7月に国から「通学路における合同点検等実施要領」が示されました。 
 この実施要領に基づいて、同9月に学校や道路管理者、交通管理者等が連携して、通学路の合同点検を実施し、対策に取り組んでいます。

実施要領において追加となった点検箇所の観点

 

 平成27年より実施している「福岡市通学路交通安全対策プログラム」の点検箇所の観点に加え、新たな観点として、以下のものが追加されています。

  • 【従来の観点】
    • 道路が狭い、見通しが悪い、人通りが少ない場所
    • やぶや路地、倉庫、空き地など人が身を隠しやすい場所が近い 等

 

  •  【追加された観点】
    • 見通しのよい道路や幹線道路の抜け道になっている道路など
      車の速度が上がりやすい箇所や大型車の進入が多い箇所
    • 過去に事故に至らなくても、ヒヤリハットの事例があった箇所 等
    • 保護者、見守り活動者、地域住民等から市町村への改善要望があった箇所 等

対策箇所数及び対策内容

 合同点検の結果、通学路の対策が必要な箇所は464箇所。(令和7年3月末時点)
 このうち、道路管理者(福岡市)による対策箇所は277箇所。
 対策内容は、歩道設置、路側帯のカラー化、車止めの設置、防護柵の設置、路面標示の設置・更新 等。

 令和6年度対策箇所(道路管理者分)の詳細の一覧表と位置図を掲載しています。

 (博多区・中央区・南区においては、対策箇所の要望がありませんでしたので、未掲載としております。)