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更新日:2024年5月27日

路面下空洞調査

道路舗装の下にできた空洞は、陥没事故につながる原因となることから、福岡市では路面下空洞調査を実施しております。空洞を早期に発見し、陥没事故につながる前に対策を行うことで、安全・円滑な交通を確保して、災害に強いまち、安全・安心なまちをつくります。

空洞発生のメカニズム

空洞発生のメカニズムの画像

調査の内容

【一次調査】

地中レーダ技術を利用した路面下空洞探査車を使用します。

 

一次調査内容の画像

地中レーダを搭載した路面下空洞探査車で道路を走行することによって、空洞の可能性がある箇所を検知する概略調査です。

 

路面下空洞探査車は、一般交通と同じ速度で走行するため、交通に支障をきたすことなく、かつ非破壊で調査を実施することができます。

【二次調査】

一次調査の結果、空洞の可能性がある箇所について、ハンディ型地中レーダで詳細な調査を行い、空洞の可能性があると判定した箇所については、小さな穴をあけてカメラを挿入し、空洞の状況を直接確認します。

 

二次調査内容の画像

 

福岡市では、蓄積した調査結果のデータ等をもとに優先度を設定し、毎年、計画的に路面下空洞調査を実施しています。

福岡市の実績

過去5年度分の調査実績グラフ画像。詳細は次に記載。

 

過去5年間の幹線道路の調査路線延長の一覧
年度 調査路線延長(km) 発見できた空洞数(箇所)
令和2年 109.7 116
令和3年 107.3 84
令和4年 105.3 76
令和5年 101.8 54
令和6年 103.4 58