福岡市水道局
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更新日:2021年3月29日

水源かん養林とは

水道局では、福岡市内の水道専用ダムである曲渕ダム、脊振ダム、長谷ダムの各集水区域内に、約566haの水源かん養林を所有しており、水源かん養機能を高めるために、様々な取り組みを行っています。

曲渕水源かん養林
曲渕水源かん養林
脊振水源かん養林
脊振水源かん養林
長谷水源かん養林
長谷水源かん養林

水源かん養機能

「緑のダム」と呼ばれる森林のはたらきを知っていますか?

雨水貯留及び洪水緩和機能

森林土壌は、落ち葉などの堆積でできた腐葉土の中でミミズ等の土壌生物や微生物が活動することで、スポンジのような構造になっています。

このため、浸透性や保水性に優れていて、森林の土壌は一時的に雨水を貯え、また、貯えた雨水がゆっくりと河川に流出することで、洪水や渇水を緩和します。

雨水の浸透

水質浄化機能

森林に降った雨水は、空気中のちりなどで汚れていますが、森林の土壌に浸透し最後に河川に流出するまでに、窒素やリンなどの富栄養化の原因となる物質が、森林の土壌が持つ浄化作用により、ろ過・吸着・分解され、きれいな水になります。

一方で、おいしい水の条件であるミネラル分は、バランスよく溶け出します。このように、森林は綺麗でおいしい水を作る働きがあります。

雨水と森林土壌通過水との物質含有量の違い

土砂流出防止機能(その他の機能)

森林の土壌は、樹木や下草、落ち葉に覆われていて、雨のしずくの衝撃を吸収したり、直接地面に当たらないことで、土砂の流出を防ぎます。

また、樹木の根が地中に深く伸びて拡がり、土砂を押さえることで、山崩れが起きにくくなります。

土砂流出量の違い

水源かん養林での取り組み

水源かん養林の整備

曲渕ダム、脊振ダム、長谷ダム周辺の水源かん養機能を高める取り組みとして、主伐や間伐などの整備を行っています。

主伐後
主伐後の様子
植樹苗
広葉樹の苗木の植栽

水源かん養林のPR

市民の皆さまに水源かん養林について広く知っていただくため、曲渕水源かん養林内での植物観察会や植樹祭を実施しています。

水源の森・秋の植物観察会の様子
水源の森・植物観察会の様子
水源の森・植樹祭の様子
水源の森・植樹祭の様子

用語の説明

  • 集水区域
    雨が降ると山をつたって水が流れ、ダムに水が貯まる。そのダムに集まる雨の降る区域のこと。
  • 主伐
    更新または更新準備のために行う伐採もしくは、複数の樹冠層を有する森林における上層木の全面的な伐採のこと。
  • 間伐
    育てようとする樹木どうしの競争を軽減するため、混み具合に応じて、一部の樹木を伐採すること。

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