火災や、大雨による水害は季節を問わず発生する恐れがあります。災害対策について、博多消防署予防課消防係の古賀さんに話を聞きました。
◆災害に強い地域づくり講座
災害に対応するには、知識を身に付けるだけでなく、実際に行動できるかどうかが大切です。
消防署では、町内会や学校、事業所などを対象に、「災害に強い地域づくり講座」として、各災害についての講話や、消火訓練、水防訓練などを行っています。訓練を行うことで、実際に災害が起きた時に、どのように連携して対応すればいいかが分かります。
事前の打ち合わせをして、参加する人たちにとって必要性が高いものを中心に講座内容を構成します。
消防署では、救命講習を実施するほか施設の避難訓練などの相談にも対応しています。
また、地域の防災訓練も支援しています。分からないことがあればお早めに相談してください。
◆避難所を知ろう
災害はいつ起きるか分かりません。災害が起きた時に慌てないよう、日頃から自分が避難する場所を知っておくことが大切です。
防災アプリ「ツナガル+(プラス)」を活用して、避難所を調べましょう。現在地から近い避難所の位置や開設状況も調べられて便利です。
また、市ホームページ(「防災アプリ ツナガルプラス」で検索)で詳細を確認できます。
【問い合わせ先】
講座について=博多消防署 電話 092-475-0119 FAX 092-475-0219
記事について=博多区総務課 電話 092-419-1011 FAX 092-452-6735
■消火器はピ・ノ・キ・オ?
消火器を使う時の手順は、ピ・ノ・キ・オ(ピ=ピンを抜く、ノ=ノズルを持つ、キ=距離を取って、オ=レバーを押す)で覚えましょう。
このような豆知識をはじめ、市の救急医療体制などの情報や、「火災」「風水害」「地震」「津波」「非常持出品」「応急手当・AEDの使い方」のテーマごとに対策をまとめています。
市ホームページ(「防火防災救急ブック」で検索)でダウンロード可能ですので、ぜひご活用ください。