予防接種のお知らせ

接種の際は、事前に実施医療機関に予約してください。

■子どもの定期予防接種
 
 子どもの予防接種は、確実に免疫をつくるために、適切な時期に受けることが大切です。対象年齢・期間内に接種しましょう。対象年齢・期間の人は無料で受けられます。市が指定する実施医療機関で原則、月曜日から金曜日(祝休日を除く)に実施します。接種の際は、母子健康手帳と予防接種手帳を持参してください。
 詳しくは、予防接種手帳もしくは市ホームページ(「福岡市 子どもの予防接種」で検索)で確認を。
 
《子宮頸(けい)がん予防ワクチンについて》
 
 子宮頸がんワクチンの積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃した、平成9年4月2日から20年4月1日生まれの女性を対象にしたキャッチアップ接種は、来年3月31日までです。対象者は無料で接種できます。15歳以上の人は合計3回の接種が必要で、最短でも6カ月程度かかります。接種を希望する場合は、早めの接種をお勧めします。
 詳しくは、市ホームページ(「福岡市 子宮頸がんワクチン」で検索)をご覧ください。
 
《5種混合の定期予防接種について》
 
 ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブについては、4種混合ワクチンとヒブワクチンの定期予防接種を実施していますが、4月1日からはこれら全てを混合した5種混合ワクチンが定期予防接種の対象となります。すでに4種混合ワクチン、ヒブワクチンの接種を開始している人は原則として同一ワクチンで接種を完了させる必要があります。
 詳しくは、市ホームページ(「福岡市 5種混合」で検索)をご覧ください。

予防接種の種類、対象年齢・期間、接種回数の表
予防接種の種類 対象年齢・期間 接種回数
ロタ
〈対象〉出生6から23週または31週 〈標準〉生後2カ月から出生14週6日後までに初回を接種 ※同様の効果で接種回数の異なる2種類のワクチンがあります。 2回または3回

B型肝炎 
〈対象〉1歳未満 〈標準〉生後2から8カ月で3回接種し終える ※母親が、母子感染予防として1度でもB型肝炎ワクチン接種を含む治療を受けたことがある場合、その子どもは定期接種の対象となりません。 3回

小児用肺炎球菌 
〈対象〉生後2カ月から4歳 〈標準〉生後2から6カ月に接種を開始し、生後12カ月までに初回3回分を接種し終える。追加分は初回3回目接種後60日以上の間隔を空けて、生後12から14カ月に接種 初回3回 追加1回

BCG(結核) 
〈対象〉1歳未満 〈標準〉生後5から7カ月に接種 1回

5種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ、ヒブ) 
〈対象〉生後2カ月から7歳5カ月 〈標準〉初回を生後2から6カ月までに開始する。追加分は初回3回目の接種後6から18カ月の間隔をおいて接種 初回3回 追加1回

2種混合(ジフテリア、破傷風) 
〈対象〉11から12歳 〈標準〉11歳 1回

麻しん(はしか) 風しん 1期 生後12カ月から1歳11カ月 1回

麻しん(はしか) 風しん 2期 小学校入学前の1年間(4月1日から翌年3月31日) 1回

水痘(水ぼうそう) 〈対象〉生後12カ月から2歳11カ月 〈標準〉1回目:生後12から14カ月、2回目:1回目の接種後6から12カ月の間に接種 2回

日本脳炎 1期 〈対象〉生後6カ月から7歳5カ月 〈標準〉初回3歳、追加4歳 初回2回 追加1回

日本脳炎 2期 〈対象〉9から12歳 〈標準〉9歳 1回

日本脳炎 特例措置 接種勧奨の差し控えにより、機会を逃した平成7年4月2日から19年4月1日生まれの人 〈接種期限〉20歳未満(20歳の誕生日の前日まで) 1から4回

子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマウイルス HPV感染症) 
〈対象〉小学6年生から高校1年生相当の女子 〈標準〉中学1年生 9価=小学6年生~14歳で開始する場合は1回目から6カ月後に2回目を、15歳以上で開始する場合は6カ月で3回接種。2価・4価=6カ月で3回接種 2回または3回

子宮頸がん予防ワクチン(ヒトパピローマウイルス HPV感染症) キャッチアップ接種 
〈対象〉平成9年4月2日から20年4月1日生まれで3回の接種をしていない女性 〈接種期限〉令和7年3月31日 1から3回
〈標準〉は接種後に免疫ができる期間等を考慮したスケジュールです。

■高齢者の肺炎球菌定期予防接種
 
 肺炎球菌の予防接種は、肺炎球菌が原因で起こる肺炎等の予防や、感染時の重症化防止に有効です。次の対象者は、4,200円(通常の半額程度)で接種を受けることができます。
 ※対象者のうち、生活保護受給者や市県民税非課税世帯の人などは接種料金が免除されます(確認書類の持参が必要)。
 
●対象者=市内に住民登録(外国人登録を含む)があり、接種日に65歳である人
 対象者に順次、お知らせと予診票等を送付します。 ※これまでに肺炎球菌の予防接種(ニューモバックスNP)を受けた人を除く。
●接種期間・回数=65歳の誕生日の前日から66歳の誕生日の前日までに1回。
●実施場所=市が指定する実施医療機関。
●実施日=原則として月曜日から金曜日(祝休日を除く)。
 
 接種の際は、送付した予診票と氏名、住所、生年月日が確認できる書類(マイナンバーカードや健康保険被保険者証等)をご持参ください。予診票を紛失した場合は医療機関に申し出てください。接種後、まれに副反応が起こることがあります。接種の際は医師の説明を聞きましょう。
 なお、60歳以上65歳未満で心臓、腎臓または呼吸器能や、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障がい(身体障害者手帳1級相当)がある人も同様に4,200円で接種を受けることができます(身体障害者手帳の写し等が必要)。 ※これまでに肺炎球菌の予防接種(ニューモバックスNP)を受けた人を除く。
 実施医療機関など詳しくは、市ホームページ(「福岡市 肺炎球菌」で検索)で確認するか各区健康課に問い合わせを。
 
《肺炎球菌予防接種 経過措置終了》
 
 高齢者の肺炎球菌ワクチンは、平成26年度に65歳の人を対象とする定期予防接種と位置付けられました。接種機会を提供する目的で、それ以上の世代(当該年度に70・75・80・85・90・95・100歳になる人)に対して設けられてきた経過措置は、3月31日で終了します。
 令和6年度から、前述の対象者以外に費用助成はありません。

■昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性対象の風しん対策
 
 上記の男性は、風しんの定期予防接種が義務付けられていなかったため、他の世代に比べ風しんにかかりやすくなっています。対象者は、全国の実施医療機関で風しんの抗体検査と予防接種を無料で受けることができます(来年3月まで)。
 まだ抗体検査を受けていない対象者には夏ごろにクーポン券を再送付します。届かない場合は、各区健康課にご連絡ください。
 詳細は、市ホームページ「(福岡市 風しん 予防接種」で検索)で確認するか、各区健康課へ問い合わせを。

【問い合わせ先】各区健康課
各区健康課の連絡先
区 電話 ファクス
東 092-645-1078 092-651-3844
博多 092-419-1091 092-441-0057
中央 092-761-7340 092-734-1690
南 092-559-5116 092-541-9914
城南 092-831-4261 092-822-5844
早良 092-851-6012 092-822-5733
西 092-895-7073 092-891-9894




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