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旧三瀬街道と金武宿

写真:旧三瀬街道と金武宿

 早良平野には江戸時代中期頃から明治時代にかけて、佐賀と福岡とを結ぶ「三瀬街道」が通っていました。三瀬街道の要所にあたる金武には「金武宿」とよばれる宿場があり、筑前福岡藩領内の宿駅である筑前二十一宿の一つに数えられていました。肥前から筑前へは米や木炭などが、筑前から肥前へは塩や海産物などが運ばれました。
 金武宿の中心は馬や人足の手配をする人馬継所で、荷物を積んだ馬の往来が多く、木賃宿(自炊して宿泊する宿)や染物屋、質屋、雑貨屋などが軒を連ね、武士や商人などの旅人で活気に満ちあふれていたと考えられています。今も、漆喰壁(しっくいかべ)の蔵などが当時の面影を偲ばせます。


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