福岡市民全員が、1人1日バケツ(10リットル入)1杯の節水をすると、1年間で約600万立方メートルの水が節約されます。これは、南畑ダムの満水時の貯水量に匹敵する量です。
市民の皆さん一人ひとりの水を大切に使う心がけは、「市民ダム」となっており、大きな水資源開発と同じ効果があり、節水型都市づくりの大きな柱の一つとなっています。
福岡市民の節水意識はとても高く、「常に心がけている」と「どちらかといえば心がけている」を合わせた『節水派』が92.5%となっています。
昭和53年の渇水は、大きな災害であったと同時に”水のたいせつさ”をあらためて感じる機会となりました。そこで、福岡市はこの体験を風化させないため、昭和54年に「節水の日」を制定しました。
6月1日は、昭和53年の渇水で、制限給水が最も厳しくなった期間の初日にあたります。
山などに降った雨は川に流れ、毎日の暮らしに使われます。
そして水は海に流れ、雲となり、また雨にもどります。
このマークは、こうした水の流れを示したもので、水を無駄なく使おうという意味が込められています。
昭和54年に、公募により制定しました。