地震などによる災害や事故により一つの水源から取水できなくなった場合でも、安定供給に支障がないように、複数の水源から取水を行っています。また、各浄水場は配水本管で結ばれており、仮に浄水場が停止した場合や配水管が損傷した場合でも、大規模な断水が生じることがないよう、配水調整システムによる浄水場間の流量調整等により、市民生活への影響を軽減するようにしています。
通常、AブロックへはA浄水場から、BブロックへはB浄水場から、水を送っていますが、B浄水場で事故が発生した場合、BブロックへはA浄水場から水を送ります。
水源に油などが流入した場合、一時的に取水を停止するなどの処置が必要になる場合があります。このため、取水場には油を検知する装置を設置し、また取水場及び浄水場には、魚を用いた監視装置(原水の入った水槽に魚を住まわせ、その魚の動きを監視することで有害物質の混入を検知する装置)を設置することで、原水への異物混入の早期発見・対応に取り組んでいます。
魚を用いた監視装置 | 魚が住む水 | 油を検知する装置 |
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