城南区衛生課では、市民の「食」に関する理解を深め、疑問や不安を低減し、安全で健康的な食生活に活かすことを目的に、「食とくらしのリスクコミュニケーション事業」として、中村学園大学と共働で講義や体験型の教室を開催しています。
令和5年8月23日に、成長期に必要な栄養と食品衛生について学ぶ体験講座を開催しました。
小中学生と保護者5組11名のみなさんに参加いただきました。
栄養については、中村学園大学栄養科学部栄養科学科の森口里利子准教授から、カルシウムを摂ることの大切さについての講義があり、クイズも交えて楽しく学習しました。
講義のあと、正しい手洗いを実習し、杏仁豆富を作りました。
杏仁豆富作りでは、城南区鳥飼にある杏仁豆富専門店「恵比寿堂」店主の毛利さんを講師に迎え、もちもちで美味しい杏仁豆富を作ることができました。
毛利さんからは、日ごろ食品を製造する際に気を付けている事など、衛生管理についてもお話しいただきました。
令和3年度に作成したチラシに加え、新たに1~2歳児を対象にしたチラシを作成しました。チラシは1歳6か月児健診や3歳児健診で配布しています。
<内容>
「幼児期のおやつ(1~2歳)」「幼児期のおやつ(3~5歳)」おやつの量や、おすすめの食品などを解説
「大切なお子さまを食中毒から守るために」食中毒予防のポイントを解説
中学生・高校生に知って欲しい、成長期に必要な栄養や食の安全に関する情報を、学生のみなさんが学生生活のなかで取組む場面ごとに掲載したホームページを作成しました。
栄養面は、中村学園大学栄養科学部栄養科学科の森口里利子准教授が解説、食の安全は城南保健所衛生課が解説しています。
栄養のプロである中村学園大学の全面協力のもと作成したチラシを、保健所で実施している3歳児健診や子どもプラザにて配布しました。
テーマ
「幼児期のおやつ(3~5歳)」:中村学園大学栄養科学部の先生に、気になる「幼児期のおやつ」について聞きました
「大切なお子さまを食中毒から守るために」:幼児期に気を付けたい食中毒の予防方法や注意すべき点をまとめました
「正しい手洗い」や「食品添加物」についてのテキストと、人工イクラ作りの実験キットを送り、おうちで楽しく学習してもらいました。
・実施時期:令和3年8月
・参加者:市内在住の小学5,6年生とその保護者5組