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更新日:2025年6月27日

蚊媒介感染症にご注意ください!

蚊媒介感染症とは、病原体を保有する蚊に刺されることによって起こる感染症のことです。

 

主な蚊媒介感染症には、ウイルス疾患であるデング熱、チクングニア熱、ジカウイルス感染症、日本脳炎、ウエストナイル熱、黄熱、原虫疾患であるマラリアなどがあります。

 

日本においては日本脳炎以外の蚊媒介感染症は海外からの輸入感染症としてみられていますが、デング熱に関しては2014年に国内感染例が報告されました。

 

やぶや草むらなど屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合や、熱帯、亜熱帯地域へ海外旅行に行く場合は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊にさされないよう注意してください。

 

厚生労働省作成チラシ(PDF:590KB)

蚊が媒介となる主な感染症

【ウエストナイル熱】

感染した人の約8割が不顕性感染(病原菌などに感染しても症状が現れないこと)です。

発症した場合、軽症では発熱、頭痛、筋肉痛、発疹、リンパ腫症などがみられますが、短期間(1週間程度)で回復します。

重症では、頭痛、高熱、方向感覚の欠如、麻痺、昏睡、震え、痙攣などの脊髄炎・脳炎症状がみられますが、重篤な症状を示すのは、感染患者の約1%です。

 

厚生労働省(FORTH)ホームページ(ウエストナイル熱)

【黄熱】

発熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐などの症状が現れ、死に至ることもある病気です。

黄熱には有効な予防接種があり、発症を防ぐことができるため、感染する危険のある地域に入国する前に、黄熱の予防接種が推奨されています。
 

厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ(黄熱)

【ジカウイルス感染症】

ジカウイルス感染症についてはこちら

【チクングニア熱】

発熱と激しい関節痛などが主な症状として現れます。

その他の症状としては、関節の腫脹、筋肉痛、頭痛、吐き気、全身倦怠、発疹などがあります。

 

厚生労働省検疫所(FORTH)ホームページ(チクングニア熱)

【デング熱】

デング熱についてはこちら

【日本脳炎】

突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こします。

ワクチン接種により、日本脳炎の罹患リスクを75~95%減らすことができると報告されています。

 

厚生労働省(FORTH)ホームページ(日本脳炎)

【マラリア】

1週間から4週間ほどの潜伏期間をおいて、発熱、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状が出ます。

 

厚生労働省(FORTH)ホームページ(マラリア)

感染症に関するご相談・お問い合わせ先

部署:保健医療局 保健所 感染症対策部 感染症対策課

住所:福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号
電話番号:092-791-7081
FAX番号:092-406-5075

E-mail:kansensho.PHB@city.fukuoka.lg.jp

情報掲載課

部署:保健医療局 保健所 健康危機管理部 健康危機管理課
住所:福岡市中央区舞鶴2丁目5番1号
電話番号:092-401-1769
FAX番号:092-406-5075
E-mail:kenkoukikikanri.PHB@city.fukuoka.lg.jp