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更新日: 2016年2月29日

カブトガニの保全及び生息調査


1.概要

カブトガニは約2億年前からほとんど形態を変えず存続しているため、「生きている化石」と呼ばれています。

福岡市の今津干潟は日本有数のカブトガニ産卵場となっていますが、近年、産卵つがい数の減少等が危惧されています。

博多湾の生息数や生息範囲を把握するため標識調査等を実施しています。


 
産卵中のカブトガニの様子の写真

 

【産卵中のカブトガニ】



2.市民に対する広報と啓発活動

カブトガニの産卵場である今津干潟の保全再生に向け,地元住民・漁業関係者・自然保護団体等と連携した活動を行っています。


カブトガニのパンフレットを作成し、広報しています。

カブトガニの生態や保護の取り組み等について、地元小学生などを対象に地元の自然を将来につなげてもらうため、環境教育として、「カブトガニ放流会」などを実施しています。


カブトガニは、「まもるーむ福岡」(福岡市中央区地行浜2丁目1-34)で、見ることができます。


 
カブトガニ放流の様子の写真

 

【カブトガニ放流会】







3.カブトガニの生息調査

(1)産卵状況調査

カブトガニの繁殖状況を把握するため、大潮時に、今津干潟などで、産卵数(卵塊)を調査しています。

 

カブトガニの産卵数(卵塊)経年変化(今津干潟)‐:調査実施なし
年度 四所神社前 瑞梅寺川
河口
江の口川
河口
平成18年度
平成19年度13
平成20年度
平成21年度
平成22年度1312
平成23年度13
平成24年度1210
平成25年度161211
平成26年度1120
平成27年度17

 
カブトガニの卵の写真1 カブトガニの卵の写真2

 

【カブトガニの卵】


(2)標識調査

博多湾内のカブトガニの生息数や生息範囲を把握するとともに、捕獲個体の保護を図るため、漁業関係者の協力を得て、成体に標識を付けて放流し、再捕獲される情報等から生息数や生息範囲を調査しています。

 
 
カブトガニ捕獲個体数の経年変化
年度 個体数
平成 9年度1693
平成10年度1830
平成11年度227
平成12年度135
平成13年度57
平成14年度74
平成15年度56
平成16年度168
平成17年度55
平成18年度128
平成19年度70
平成20年度84
平成21年度50
平成22年度200
平成23年度226
平成24年度69
平成25年度99
平成26年度53
平成27年度88

 

*個体は成体・亜成体の合計

 

標識タグの付いたカブトガニの写真

【標識タグ付 カブトガニ】