現在位置:福岡市ホームの中のくらし・手続きの中の環境・ごみ・リサイクルの中の福岡市の環境の中の環境保全・自然環境の中の福岡市の環境影響評価の中の実施状況から西鉄天神大牟田線雑餉隈駅周辺連続立体交差事業環境影響評価方法書についての市長意見書
更新日: 2011年3月9日

西鉄天神大牟田線雑餉隈駅周辺連続立体交差事業
環境影響評価方法書についての市長意見書



 

環推第222号
平成18年5月9日

都市計画決定権者 福岡市
福岡市長 山崎 広太郎 様
(都市整備局都市計画部)

福岡市長 山崎 広太郎
(環境局環境都市推進部)

西鉄天神大牟田線雑餉隈駅周辺連続立体交差事業環境影響評価方法書についての市長意見書

 平成18年2月13日に提出された西鉄天神大牟田線雑餉隈駅周辺連続立体交差事業環境影響評価方法書について,福岡市環境影響評価条例第33条第2項及び福岡市環境影響条例施行規則第35条の規定により読み替えて適用される第10条第1項に基づき,下記のとおり環境の保全の見地からの意見を述べます。

    

 本事業は,既設の鉄道施設の連続立体交差事業であり,市街化の進んだ地域において実施されることから,工事中及び供用時における周辺の生活環境に対する影響に十分配慮するとともに,準備書の作成にあたり,次に示す事項にも留意し,予測・評価を進め,環境保全対策に反映させること。
なお,その他,平成18年4月12日に開催された当方法書に関する福岡市環境影響評価審査会の委員意見に関しては,事業の実施段階等において対応いただきたい。

  1. 供用時の鉄道騒音の予測・評価にあたっては,現地実測データを踏まえ,現地の建物の存在等を考慮すること。(騒音)
  2. 工事中の建設機械等の排出ガス影響など,環境影響評価において選定しない項目について,準備書において選定しない理由を記載すること。
  3. 供用時における高架構造物の近接景観に及ぼす影響の扱いについては,事業の実施段階等における研究とされたい。(景観)