現在位置:福岡市ホームの中のくらし・手続きの中の環境・ごみ・リサイクルの中の福岡市の環境の中の環境保全・自然環境の中の福岡市の環境影響評価から福岡市環境審議会における諮問・答申
更新日: 2013年5月20日

福岡市環境審議会における諮問・答申(平成23年~24年)

環境審議会への諮問

平成9年に環境影響評価法(以下「法」という。)が制定され、福岡市においても平成10年に福岡市環境影響評価条例(以下、「条例」という。)を制定しました。条例では本市の自然的・社会的条件に応じた規模や事業を対象としており、法と条例の一体的な環境影響評価制度として運用してきました。

一方、今日の環境政策の課題は、生物多様性の保全や地球温暖化対策が重視されるなど、一層、多様化・複雑化しており、その中で環境影響評価が果たすべき役割や評価技術をめぐる状況も変化してきています。

国においては、法施行後10年以上が経過し、その間に明らかになった課題や社会情勢の変化に対応するため、平成23年4月に法改正がなされました。本市においても、法の改正や条例の施行後の課題へ対応するため、制度の見直しが必要となりました。

このような状況から、平成23年12月1日に福岡市環境審議会に対し「本市における環境影響評価制度のあり方について」諮問しました。

環境審議会からの答申

福岡市環境審議会では、環境管理部会に諮問事項を付託して検討を行い、パブリックコメントを経て、平成24年10月17日に福岡市長に答申しました。

答申では、下記の9項目の環境影響評価制度のあり方が示されました。

  1. 配慮書の手続の新設
  2. 方法書要約書の作成及び方法書説明会の義務化
  3. 環境影響評価図書の電子縦覧の義務化
  4. 事後調査報告書の公表の義務化
  5. 公聴会の開催の規定の追加
  6. 公告の方法の見直し
  7. 災害復旧又は防止の際の適用除外の規定の追加
  8. 法と条例の調整規定の追加
  9. 発電所の対象要件の見直し

審議の経緯


福岡市環境審議会
平成23年12月1日環境審議会(諮問)
平成24年1月31日環境管理部会(第1回)
平成24年4月20日環境管理部会(第2回)
平成24年6月7日環境審議会(中間取りまとめ報告)
平成24年7月2日~8月1日中間取りまとめに対する市民意見募集
(パブリック・コメント)
平成24年8月30日環境管理部会(第3回)
平成24年10月2日環境審議会(環境管理部会報告)
平成24年10月17日環境審議会(答申) (194kbyte)pdf