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更新日:2025年9月3日

バイオ燃料活用実証事業について

福岡市では、自動車から排出される二酸化炭素の排出削減のため、車の電動化を進めているほか、トラックやトレーラーなどの貨物車を対象にバイオ燃料を活用した実証事業を実施しています。

 

バイオ燃料:廃食用油などのバイオマス(生物資源)を原料とする燃料のこと

1 令和7年度実証事業について

 令和7年度は実証車両を貨物車以外にも拡大するとともに、より大きな削減効果が期待されるバイオ燃料を用いた実証に取り組

 んでいます。

 

 リリース資料はこちら

(1)実証車両

以下の車両でバイオ燃料を使用し、CO2排出削減効果、エンジンへの影響の有無等を検証します。

 

福岡市動物園のトラッククレーン

  ①小型トラッククレーン
    福岡市動物園

大成管理開発株式会社のドラグショベル

   ②ドラグショベル
  大成管理開発株式会社様

かなたけの里公園のトラクター

     ③トラクター

    チーム里の環様

大野コンクリート株式会社の大型トラッククレーン

  ④大型トラッククレーン
 大野コンクリート株式会社様

福岡和仁会病院の小型マイクロバス

   ⑤小型マイクロバス
    福岡和仁会病院様

さつき幼稚園のマイクロバス

  ⑥大型マイクロバス
    さつき幼稚園様

(2)走行エリア

各車両のエリア。詳細は次に記載。

 

  • ① 小型トラッククレーン(福岡市動物園)動物園内、一般公道
  • ② ドラグショベル(大成管理開発株式会社様)福岡市西部埋立場
  • ③ トラクター(チーム里の環様)かなたけの里公園内
  • ④ 大型トラッククレーン(大野コンクリート株式会社様)主に福岡市内
  • ⑤ 小型マイクロバス(医療法人和仁会 福岡和仁会病院様)病院~姪浜駅~下山門~病院
  • ⑥ 大型マイクロバス(学校法人福岡自然学園 さつき幼稚園様)西区、早良区、中央区、城南区

(3)実証期間

 令和7年8月22日金曜日 から令和8年3月まで、供給するバイオ燃料がなくなり次第終了

(4)使用するバイオ燃料

 サステオ(バイオ燃料〔HVO〕と軽油を混合)

  • 動物園トラッククレーン:51%、200L
  • 上記以外の車両:20%、8,200L

(5)本実証事業の委託事業者

  • 増田石油株式会社(福岡市中央区)
  • カメイ株式会社(仙台市青葉区)

2 令和6年度実証事業について

 実証事業の報告書はこちら

(1)実証車両

以下の車両でバイオ燃料を使用し、CO2排出削減効果、エンジンへの影響の有無等を検証します。

 

博多港ふ頭株式会社のトレーラーヘッド

①トレーラーヘッド
 博多港ふ頭株式会社様

公益財団法人福岡環境財団のし尿運搬車

②し尿運搬車
 公益財団法人ふくおか環境財団様

大成管理開発株式会社の灰運搬車

③灰運搬車
 大成管理開発株式会社様

九州商運株式会社の給食配送車

④給食配送者
 九州商運株式会社様

広徳輸送株式会社のチルド車

⑤チルド車
 広徳輸送株式会社様

松藤商事株式会社のタンクローリー

⑥タンクローリー
 松藤商事株式会社様

(2)走行エリア

 

各車両のエリア。詳細は次に記載。

 

  1. ①トレーラーヘッド(博多港ふ頭株式会社様)東区アイランドシティコンテナターミナル内
  • ②し尿運搬車(公益財団法人ふくおか環境財団様)東区
  • ③灰運搬車(大成管理開発株式会社様)博多区から東区
  • ④給食配送者(九州商運株式会社様)県内全域
  • ⑤チルド車(広徳輸送株式会社様)中央区
  • ⑥タンクローリー(松藤商事株式会社様)城南区から早良区から西区

(3)実証期間

 令和6年7月12日金曜日から令和7年3月まで、供給するバイオ燃料がなくなり次第終了

(4)使用するバイオ燃料

 サステオ(バイオ燃料〔HVO〕と軽油を混合:バイオ燃料の混合割合20%)、20,000L

(5)実証結果

通常の軽油を使用した場合とバイオ燃料を使用した場合の燃費の比較は、同一の経路や積荷、気象条件ではないことから厳密には行えないものの、燃費性能に大きな違いは見られませんでした。また、実証試験走行中の内燃機関(エンジン)への影響や始動性や走行安定性などについての違和感の報告はありませんでした。

(6)本実証事業の委託事業者

  • 増田石油株式会社(福岡市中央区)
  • カメイ株式会社(仙台市青葉区)