一人一花パートナー花壇制度会員のサンカク花園の活動を取材しました。


現在活動をしている香住ヶ丘4丁目バス停前の公園は、元々滑り台やぶらんこがある公園でした。県営住宅の建て替えに伴い、
公園が整備されましたが、小さい頃に毎日遊んでいた思い出の場所が、行き交う方々が季節を感じ,少しでも心和む場所になればと2年程前から活動を始めました。
花壇には、多年草や宿根草を中心に、約50種類の草花を植えています。花壇のそばに水道がないため、暑さ、寒さに強い花が中心です。また、西鉄香椎花園の閉園に伴い、いただいた花も植えています。
「サンカク花園」という名前も、公園が三角形であることと、かしいかえんのような花園になればと名付けました。
様々な色の花が楽しめるように配置しています。また、季節によって咲くもの咲かないもの、高低差があるものなど、バランスを考えて植えています。 おすすめは、ハーブやセージの花たちです。また、春には、こぼれ種から目を出すニゲラが咲き、風に揺れて可愛いです。
思っていた以上に花壇を楽しみにしてくださっている方が「いつも見ていますよ」と声をかけてくださるので、やりがいを感じます。種や株分けした苗をおすそ分けすることもあります。
たくさんの種類の草花がありますが、あえて名前の札はつけていません。「この植物は何?」といった会話が生まれるのも楽しみの一つです。
次の季節への仕込みをする時も、花を見て喜んでくださる表情を思い浮かべると、ますます楽しみで励みになっています。
活動している公園には地域の花ボランティアさんの花壇もあります。サンカク花園の花壇と違って、一年草を中心に華やかな花壇を作られています。それぞれの良さを生かし、ますます多くの方に親しまれる花壇にしていきたいと思います。