一人一花パートナー花壇制度会員の福岡工業大学附属城東高等学校の活動を取材しました。
環境部顧問の中尾先生、副会長の久永さん、一人一花運動リーダーの右田さん、重富さん、部員の新徳さんにお話しを伺いました。


城東高校の生徒会は、執行部と環境部で構成されています。環境部は、環境問題に特化した生徒会組織です。校内外における環境活動を通して、学校全体の環境意識の向上と、2030年に向けたサステナビリティへの貢献を目指しています。
令和6年度に開催された福岡大学カーボンニュートラル推進拠点シンポジウムに参加した際、他校による「一人一花運動」の取組みを知りました。その活動が、生徒会環境部のスローガンである「自分たちで何かできること」と一致していたこと、また、取り組みやすい内容であったことから、本校でも始めることになりました。
週1回の定例会で活動内容を決めています。活動当初は、校内にあった使われていない花壇を耕すところから始めました。現在も花壇の整備を継続しており、今後は花壇の拡張も予定しています。最近、花や苗を植えたため、当番制で水やりなどの管理を行っています。今後は、花々の成長の様子を記録し、校内で共有することで、より多くの生徒に知ってもらいたいと考えています。
花壇には、自分たちの好きな花や苗を選んで植えています。現在の時期は寒さに強い種類を選び、遠くから見ても華やかに感じられるよう、カラフルな花を多く取り入れています。現在育てているのは、パンジー、ビオラ、ネモフィラ、トマト、チューリップのほか、土壌改良のためにシロツメクサも植えています。
小学生の頃に育てた経験があるホウセンカや、見た目がかわいらしいアネモネが好きです。また、昨年育てて、食べておいしかったミニトマトや、現在育てているパンジーにも愛着が湧いています。パンジーの花言葉は「思い出」です。枯れても越冬するナデシコも好きで、母の日に贈ったこともあります。
花に触れ合う機会が増え、心が温かくなりました。育てたミニトマトを実際に食べることができたことも嬉しく、ほかの植物も育ててみたいという気持ちにつながっています。また、校内全体が明るい印象になり、生徒や来校者からの評判も良く、応援の声をいただいています。
見ているだけと、実際に育てることは大きな違いがあります。まだ、取り組んでいない学校や家庭にも、ぜひ一人一花運動を始めてみてほしいです。