東区観光モデルコース 西戸崎・志賀島
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西戸崎・志賀島へのアクセス
西戸崎・志賀島に行くには、市営渡船が便利です。
博多ふ頭(ベイサイドプレイス博多)から西戸崎を経由し志賀島まで運航しています。
約15分で西戸崎に、約30分で志賀島に到着します。
船に乗ってプチ旅行気分を味わいましょう。
福岡市営渡船
福岡市営渡船時刻表
- 福岡市営渡船
博多ふ頭(ベイサイドプレイス博多)から西戸崎渡船場、志賀島渡船場へ
- JR九州
JR香椎駅からJR香椎線で西戸崎駅へ
- 西鉄バス
天神(中央郵便局前)から25A番ほかで西戸崎駅前、志賀島へ
西戸崎駅前から志賀島島内線で志賀島、勝馬へ
海の中道の玄関口がリニューアル
海の中道海浜公園や水族館マリンワールド海の中道の最寄り駅・JR香椎線の海ノ中道駅が、九州産業大学の学生さんのデザインによりリニューアルしました。
カラフルな案内板や海洋生物などを可愛らしく描いたキャラクターで、観光客の方をおもてなししています。
海の中道海浜公園
マリンワールド海の中道
海の中道海浜公園、マリンワールドは年間を通してたくさんの人が訪れる大人気の施設です。
海の中道へ行く時は渋滞のない電車が快適です。
海の中道海浜公園は四季を通して様々な花が咲き、多くの観光客が訪れます。
西戸崎でアメリカ気分 キャンプハカタプロジェクト
かつて西戸崎に米軍基地があったことにちなんで、町おこしをしようと地元の有志らと志賀商工会によって実施されている「キャンプハカタプロジェクト」。
その中の取組「SAITOZAKIアメリ化再現プロジェクト」で、JR西戸崎駅前のハリウッド風のロゴや、シャッターや壁にアメリカにちなんだ絵が描かれるなど、街並みがアメリ化しています。
西戸崎でアメリカ気分を満喫してみませんか?
志賀商工会
「SAITOZAKIアメリ化再現プロジェクト」のひとつ、ウォール&シャッターアートプロジェクト。西戸崎町内のシャッターや壁に、アメリカにちなんだイラストを書いてまちを盛り上げています。
絵を描いたのは、九州産業大学造形短期大学部の学生たちや、プロのイラストレーターです。
西戸崎公民館には、マリリン・モンローがいっぱいの写真展が常設されています。
実は、マリリン・モンローは、1954(昭和29)年2月1日から24日までの約1カ月間、新婚旅行で来日し、当時西戸崎にあった米軍基地「キャンプハカタ」を慰問していたのです!
西戸崎には、米軍基地があったことから、アメリカにまつわるものが多く残っています。
米軍ハウスを活用したカフェやゲストハウスなどもあり、あちらこちらでアメリカの名残を感じます。
西戸崎の鉄道好き必見のスポット
JR西戸崎駅の駅舎は、「ななつ星in九州」や「或る列車」のデザインを手がけた水戸岡鋭治氏がデザインしました。
駅の構内からは海が見え、アイランドシティなど東区を一望できます。
北九州市内を走っていた路面電車「西鉄1000形電車・1024AB」が、西戸崎のみつみ介護老人保健施設(福岡市東区西戸崎5丁目)内に保存されています。
写真を撮る際は、事前に施設のスタッフさんに声をおかけください。
一気に駆け上がれ!大嶽神社
西戸崎の大岳3丁目には、志賀海神社の境外摂社である大嶽(おおたけ)神社があります。
社殿に行くには、110段の階段を登ります。
車で上まで行く道もあります。
志賀海神社
大嶽神社の創建は不明ですが、もとは山頂の大岩の上に建てられていたと言われています。
風の神様である「志那津比古神(しなつひこのかみ)」と「志那津比売神(しなつひめのかみ)」、神功皇后の家来として活躍した「大浜宿祢(おおはまのすくね)」、元禄年間に京都伏見稲荷大社より合祀した「食保神(うけもちのかみ)」の四祭神を祭っています。
うっそうとした木々に囲まれた参道の110段の石段は、スポーツ選手がトレーニングに訪れることも多く、福岡ソフトバンクホークスの選手がトレーニングに来ることでも知られています。
福岡のスポーツの聖地で、力試しをしてみませんか?
絶景ロードを通って志賀島へ
志賀島は、博多湾の玄関口に位置し、砂や小石が堆積した砂州で本土と陸続きになった陸繋島です。
西戸崎から志賀島へ行く道は、両サイドを海(博多湾と玄界灘)に挟まれた絶景ロードです。
バスの座席から、サイクリングしながら、ウォーキングしながら…のんびり絶景を楽しんでください。
電柱がなく、視界が開けて、歩道や自転車道も綺麗に整備されています。
道の両側には、"FUKUOKA""SHIKANOSHIMA"のサインが設置されたフォトスポットがあります。
金印海道で志賀島を1周
1周約10キロメートルの金印海道(志賀島循環道路、県道542号)を走ると島をぐるっと1周できます。
自転車をレンタルしてサイクリングがおすすめです。
福岡屈指のパワースポット 志賀海神社
志賀海(しかうみ)神社は綿津見三神を祭る全国海神の総本社で、福岡でも随一のパワースポットとして知られています。
古代より海を生業とする人々の信仰が厚く、創建は古く967年にまとめられた『延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)』にその名が残されています。
志賀海神社
毎年1月に行われる歩射祭(ほしゃさい)、4月と11月に行われる山誉祭(やまほめさい)、2年に一度、10月に行われる御神幸祭(ごじんこうさい)は県の無形文化財に指定されている大祭です。
神功皇后が対馬で鹿狩りをして、その鹿の角を奉納したという鹿角堂には、鹿の角約1万本が納められています。
志賀海神社に伝わる龍頭は、災いを赦い天に登り人々に幸福を招いたといわれています。
その他にも、龍紙勝守や自分で釣れる飛魚みくじなど志賀海神社オリジナルのお守りもあります。
縁結びの荘厳寺
志賀島の高台にある荘厳寺(しょうごんじ)は、弘安元(1278)年に聖一国師(しょういちこくし)によって開かれたお寺です。
縁結びの仏さま延命地蔵菩薩や聖観音菩薩(福岡市指定文化財)、薬師如来、文殊菩薩があり、そのご利益を求めて、多くの人が参拝に訪れます。
御朱印は4種類あり、子宝・安産祈願や学業成就・水子供養もあります。
荘厳寺
寺の内部は広く綺麗で、木の温かみを感じます。
坐禅や写経、茶道、手作り数珠体験ができます。
縁結びの絵馬や可愛らしいお守りがたくさんあります。
境内には、恋結び地蔵や良縁地蔵もあります。
あの金印が発見された場所
志賀島は、「漢委奴国王」と刻まれた金印が発見された場所として、歴史上重要な意味を持つ地です。
金印公園から博多湾を臨み、遠くアジア大陸に思いを馳せると、古代のロマンに浸れる空間です。
金印公園
今から230年前、江戸時代の天明4(1784)年に「漢委奴国王」と刻まれた金印が志賀島で発見されました。
金印は弥生時代の紀元57年、中国の後漢が奴国に贈ったものとされています。
金印公園には金印のレプリカが展示されています。
平成30年にリニューアルされ、駐車場やトイレ、スロープが整備されました。
博多湾を行き交う船を望む絶景に癒やされてください。
九州のモン・サン=ミッシェル 勝馬海岸 沖津宮
志賀島の北部の勝馬海岸には、大潮の干潮時のみ渡ることができる沖津宮(おきつぐう)があります。
沖津宮は、志賀海神社の摂社です。勝馬にある「表津宮(うわつぐう)跡」「仲津宮(なかつぐう)」とまとめて一つの摂社とされています。
志賀海神社
休暇村志賀島
沖津宮までの海は深く、潮が引いているとき以外に渡ると危険です。
勝馬海岸は透明度の高い海と白い砂浜で人気です。玄界灘に沈む夕陽は絶景です。
勝馬海岸のそば、休暇村志賀島内に志賀島ビジターセンターがあります。
志賀島や玄界国定公園の自然や歴史などの情報を発信しているほか、自然体験学習の場としてワークショップなどのイベントが開催されています。
体力があれば…潮見公園へ
潮見公園は志賀島の中央、標高170メートルにあり、展望台からは博多湾や福岡市街、脊振山系の山々などを見渡すことができます。
体力がある人は、登山気分で、または自転車で坂道を、挑戦してみてください。
展望台から見渡すことができる360度の景色は、まさに絶景!
潮見公園
公園内には展望台のほか、モニュメントや万葉歌碑があります。
駐車場とトイレもあります。