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更新日:2025年10月24日

魅力発信 中央区

 このページは、福岡市政だより中央区版において連載された、区の魅力を発信するコラム「魅力発信 中央区」の記事を掲載しています。名称や内容等は掲載時のものです。
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第16回 小笹

鴻巣山展望台から小笹校区を望む 

鴻巣山展望台から見た小笹校区

 

 小笹(おざさ)校区は、鴻巣山(こうのすやま)や南公園などの丘陵地に囲まれた谷あいのような地形です。急な坂も多いことから地域では「坂のまち」とも呼ばれています。

町名の由来

 地域の歴史などをまとめた小笹公民館の記念誌「小笹」によると、かつてこの地に小さな笹が群生していたことや、博多どんたくで使う御祝儀の笹にこの地域の笹が使われていたことから小笹と呼ばれるようになった、などと記されています。

大休山通り

 小笹公園から小笹団地正門前までの通りは、「大休山(おおやすみやま)通り」と呼ばれています。名称は平成18(2006)年、同公民館で始まったストリートネーミング事業によって名付けられました。地域の北側に位置する南公園一帯が、かつて大休山と呼ばれていたことに由来します。
 大休山について、小笹五丁目(市道小笹564号線沿い)の電柱に設置された看板には、「福岡藩主の黒田家一行は、福岡城を出発し現在の桜坂を経て別邸『友泉亭』に向かうが、大休山は急な坂道が多く、一気に越えることができなかった。そのため途中で休憩していたことから、大休山と呼ばれるようになった」と紹介されています。
 

大休山通り周辺地図

 

 

 市政だより中央区版 令和7(2025)年10月15日号に掲載されました。