7月23日から25日までの3日間、区内の小中学生が、長野県安曇野市を訪問し、歴史や文化を学びながら、現地の小中学生と交流しました。
古代からの海と山のつながり
古代に九州の志賀島近辺の海域を拠点に活躍した海洋民族「あづみ族」の一部が信州の安曇野地方に移り住んだといわれています。この歴史的な背景に着目し、東区と安曇野市(旧穂高町)の交流が平成元(1989)年に始まりました。平成3年からは、青少年の相互訪問が続いていて、今年は東区の小中学生が安曇野市を訪問しました。
「船」が山の神社に
日本アルプスの総鎮守の穂高神社では、船の形をした祭りの山車「御船(おふね)」を見学しました。信州の内陸部の祭りに船が登場すると知って、驚くと同時に、古代からの安曇野と海のつながりを感じました。
上高地の絶景
人気の観光地の上高地にある穂高神社の奥宮を訪れ、神聖とされる明神池で船に乗るという、貴重な体験をしました。また、穂高岳など北アルプスの絶景や、清らかな梓川など、夏の暑さを忘れ、上高地を満喫しました。
そば打ち体験
安曇野市内の施設で、信州名物のそば作りに挑戦しました。粉をこねて、生地をのばし、包丁で細く切る作業は大変でしたが、自分たちが作ったそばの味は格別でした。
安曇野の写真を展示中
交流事業に参加した小中学生が、安曇野に滞在している間に現地の風景や交流の様子などをインスタントカメラで撮影しました。参加者の思い出が詰まった写真を、なみきスクエアで展示しています。ぜひご覧ください。
【日時】10月5日(日曜日)まで
【場所】なみきスクエア(千早四丁目)1階ひまわり広場
【料金】無料
交流事業の詳細は区ホームページ(「東区 安曇野 交流」で検索) をご覧ください。
【問い合わせ】
東区企画振興課
電話 092-645-1037
FAX 092-651-5097
この記事をシェアする