■ハンセン病問題について
平成8(1996)年に「らい予防法」が廃止されるまで、約90年間、患者の強制隔離が続けられました。昭和21(1946)年に治療薬が開発され、適切に治療すれば治る病気になりましたが、ハンセン病は恐ろしい伝染病だという誤った認識が浸透し、患者やその家族は厳しい偏見や差別に苦しみました。
患者・元患者やその家族の中には、今もなお、周囲からの偏見や差別を恐れている人がいます。
■講演会とパネル展を開催
市は、ハンセン病問題についての理解を深めてもらおうと、啓発活動を行っています。ハンセン病問題について一緒に考えてみませんか。
●ハンセン病問題について考える講演会
【日時】 6月21日(土曜日)午後1時30分から午後3時30分(開場は1時)
【場所】 市民福祉プラザふくふくホール(中央区荒戸三丁目)
【定員】 190人(先着)
【料金】 無料
動画「ハンセン病問題を知る~元患者と家族の思い~」の上映後、国立ハンセン病資料館主任学芸員の金貴粉(きんきぶん)氏による講演「感染症がうむ差別をなくすには?~ハンセン病問題から学ぶこと~」を行います。 (注)手話通訳・要約筆記あり。
【申し込み方法】
はがき(〒810-8620住所不要)またはファクスに、参加希望人数(4人まで)と代表者の氏名(ふりがな)・電話番号を書いて、6月19日(必着)までに人権推進課「ハンセン病問題啓発講演会」へ。
市ホームページ(「福岡市 ハンセン病問題」で検索)の申込フォームからも応募可能です。 (注)定員を超えた場合のみご連絡します。空きがあれば当日入場可。
●啓発パネル展
6月17日(火曜日)から23日(月曜日)午前9時から午後5時に、市役所1階多目的スペースでパネル展示を行います。
■問い合わせ先
人権推進課
電話 092-711-4338
FAX 092-733-5863
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