梅毒の感染者が増えています

近年、全国的に梅毒の感染者が増加しています。昨年は全国で1万3,226人、市では338人と過去最多の報告数でした。主な感染経路は性行為によるもので、粘膜や皮膚が病変部位と直接接触することで感染します。不特定多数との性交渉を控えることやコンドームの使用が予防につながります。
 梅毒は、小さなしこりや痛みのない発疹が出るなど症状はさまざまで、自然と消えることもあります。しかし、放置しておくと、知らない間に体内で進行し、数年から十数年後、脳や心臓に重大な合併症を引き起こす恐れがあります。感染に気付かず、知らないうちに誰かにうつしてしまうこともあります。
 梅毒は、適切な薬物治療で完治します。あなたと大切なパートナーを守るため、不安な人は検査を受けましょう。市は、各保健所で無料の梅毒検査を行っています(日程や問い合わせ先は上記参照)。感染の可能性のある日から2カ月たって受けてください。

●梅毒休日即日検査(臨時)を実施します
 
【日時】 12月23日(土曜日)午後2時から午後3時 

【場所】 中央区保健福祉センター 

【定員】 30人(要予約) 

【料金】 無料
 
市ホームページ(「福岡市 梅毒検査」で検索)の申込フォームか中央保健所に、電話で12月1日(金曜日)から21日(木曜日)にお申し込みください。※梅毒簡易迅速検査キットによるTP抗体定性試験です(採血後、約1時間で判明)。



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