飼い主のいない猫等の不妊去勢手術を推進しています

市は、飼い主のいない猫(野良猫)の繁殖や、多頭飼育問題(※)の対策として、今年度から不妊去勢手術支援のモデル事業に取り組んでいます。野良猫と、多頭飼育で問題となっている猫の、両方に無料で手術支援を行うのは、政令指定都市では初めての取り組みです。
 ※多頭飼育問題とは、多数の動物を飼育する中で、適切な飼育管理ができず、飼い主や動物、周辺の生活環境に影響が生じている状況のこと。
 
●市の現状とモデル事業について
 
市は、殺処分をなくすため、犬猫の譲渡に取り組んでいますが、子猫(特に野良猫)の収容と、多頭飼育についての相談や引き取り依頼はいまだに多く、課題となっています。
 そこで今年度から、市獣医師会や動物関係団体と協力して、野良猫が多い地域や問題が生じている多頭飼育の飼い主等を選定し、猫の不妊去勢手術の支援を試行的に行っています。手術は、「ふくおか応援寄付」の動物愛護事業に寄せられた寄付金を活用して行われます。寄付についての詳細は、市ホームページ(「福岡市 ふくおか応援寄付」で検索)でご確認ください。
 
●猫の飼い主の皆さんへ
 
飼い猫は不妊去勢手術を行い、屋内で飼育しましょう。
 また、迷子や災害等に備えて迷子札やマイクロチップの装着(助成制度あり)をお願いします。助成についての詳細は、ホームページ(「福岡市 マイクロチップ助成」で検索)で確認を。
 
■問い合わせ先/生活衛生課 

電話 092-711-4273 

FAX 092-733-5588



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