新型コロナ感染症が5類に

5月8日から、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に変更され、対応が次のように変わりました。
 
●新規感染者数の公表
 
発生届などによって全数を把握し、感染者数を公表していましたが、今後は一部の医療機関の集計を基に週1回公表します。
 
●医療費の自己負担
 
これまでは、検査費用や、陽性となった人の医療費の負担は原則ありませんでしたが、今後は自己負担が発生します(新型コロナ治療薬や入院費の一部は9月末まで公費によって支援されます)。
 
●療養について
 
行政による外出の自粛要請はなくなります。陽性となった場合、国は▽発症後5日間を経過し、かつ症状が軽快してから24時間が経過するまでの間は外出を控える▽発症後10日間は、マスク着用や、高齢者などのハイリスク者との接触を控える―ことを推奨しています。
 
●感染対策
 
手指衛生や換気など有効な方法について、国から情報が示されています。それぞれが判断して、引き続き感染対策を行ってください。
 詳細は市ホームページ(「福岡市 5類移行後の対応について」で検索)でご確認ください。
 症状がある場合は、かかりつけ医などにご相談ください。相談する医療機関に迷う時は、市新型コロナウイルス感染症相談ダイヤル(24時間対応 電話 050-3665-7980 FAX 092-406-5075)へ。

■ワクチン接種について
 
今年度も自己負担なしで接種できます。現在、65歳以上の人などを対象に春開始接種を実施しています。また、9月以降、5歳以上の人を対象に秋開始接種を実施予定です。詳細は、市ホームページ(「福岡市 コロナワクチン」で検索)で確認するか、新型コロナワクチンコールセンター(午前8時30分から午後5時30分 電話 092-260-8405 FAX 092-260-8406)へ。

●5月8日以降の主な変更点
変更される項目に関する表
変更される項目 5月8日以降
感染者の全数把握 なし
検査・医療費の自己負担 あり
外出自粛の要請 なし
保健所による健康観察・濃厚接触者の特定 なし
宿泊療養施設の設置 なし




  • この記事をシェアする

  • LINEシェアのリンクアイコン
  • はてなブックマークのリンクアイコン