福岡市では、スギ・ヒノキ人工林を広葉樹に植替えることによる花粉発生源対策・豊かな森づくりを進めています。植替えを行うスギ・ヒノキ人工林は、木材として利用するために植えられ、伐採適齢期に到達している木です。
令和7年度は西区羽根戸の森林を対象に、約6haのスギ・ヒノキ人工林を広葉樹に植替えました。

(全景:福岡市西区羽根戸)
この百年間、日本の森林は、第二次世界大戦前後の木材需要の急増による森林資源の枯渇、戦後の復旧造林と拡大造林などによって、現在では人工林の6割が一般的に利用期に入るとされる51年生を過ぎるに至っています。
福岡市の森林区域(森林法第5条)では、約60%がスギ・ヒノキ人工林で、その多くが木材として利用可能な時期となっています。
国においては、国民の約4割が罹患しているといわれている「花粉症」の対策として、花粉の発生源であるスギ人工林について、10年後に2割減少、30年後に半減を目指す目標を掲げています。
国の方針を受け、福岡市においては、スギ・ヒノキ人工林を2割削減することを目標に、植替え等に取り組んでいます。

出典:農林水産省ウェブサイト
花粉発生源対策で伐採した木は、公共施設や木製品の材料などとして活用しています。木材を建築物等に利用することは、二酸化炭素の排出削減及び炭素の貯蔵に資することとなります。
公共施設等への取組は、「公共建築物等における木材の利用の促進」へ
照葉はばたき公民館・老人いこいの家 photo:ikumasatoshi(TchniStaff)