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橋本八幡宮

写真:橋本八幡宮

 室町時代中期の文明14(1482)年に、柴田蔵人佐(しばたくろうどのすけ)繁信と重信の父子により創建されました。祭神は、柴田氏の祖先が故郷の陸奥国より勧請(分霊)した、応神天皇と神功皇后、玉依姫。さらに、阿弥陀如来と観世音菩薩、勢至菩薩の梵字を刻んだ板碑が神殿の背後に祀られ、神仏混淆の名残をとどめています。
 江戸時代、この地で生まれた黒田家第三代の黒田光之公は、さらにあつく崇敬するため、1666年に西新町に遷宮して紅葉八幡宮(早良区高取)としましたが、その後、神社をなくした橋本の村人の懇願により、紅葉八幡宮の分霊を迎え、新たに社殿を建て、現在に至ります。
 境内は巨大な槙や楠が多い緑豊かな静かなところで、槙と楠が幹の途中でつながった「きずなの木」があります。


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