玄界灘から博多湾への入口にある島々で、その形はかつての火山活動を偲ばせ、地質学的にも見所となっています。玄界島の山頂には300~370万年前(新生代新第三紀)に噴出した玄武岩が分布しています。島の東側海域には警固断層が走っています。また、玄界島は、玄界灘から博多湾への入口に位置するため、両方の眺めを楽しむことができます。北側は小呂島や柱島、南側はドーム・福岡タワー・能古島、西側は糸島半島・机島、東側は志賀島・立花山まで望むことができます。澄んだ海の色も美しいです。
机島は二島からなり、大机島・小机島ともに玄武岩でできています。また、黒っぽい溶岩と赤っぽいスコリア(噴火の際に溶岩のしぶきが火口周辺に積もったもの)が見られます。
柱島は一番小さい島で、玄武岩の見事な柱状節理を見ることができます。