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更新日:2024年10月1日

毒キノコに注意しましょう

秋の行楽シーズンは、キノコによる食中毒が多く発生します。

 

自然環境が豊かな日本では、天然に約5000種類のキノコが存在し、その内の約50種類が食中毒を起こす毒キノコと言われています。

 

自己判断で鑑定して、毒キノコを誤って食べることのないように、野生のキノコを食用にする場合には、以下の点に注意しましょう。

  • 知らないキノコは、「絶対に採らない・食べない・人にあげない」ようにしましょう。
  • さまざまな言い伝えは「迷信」であり、信じないようにしましょう。
 

迷信の例

  • ×柄が縦にさけるものは食べられる。
  • ×虫が食べているキノコは食べられる。
  • ×地味な色のキノコは食べられる。
  • ×ナスと一緒に料理すれば食べられる。
  • ×干して乾燥すれば食べられる。
  • ×塩漬けにし、水洗いすれば食べられる。
 

など

・  図鑑や写真などにあてはめ、自己判断で鑑定しないようにしましょう。

しいたけのイラスト
 

<参考> 厚生労働省ホームページ 「毒キノコによる食中毒に注意しましょう」



    

平成20年 福岡市内で毒キノコによる食中毒事故が発生しました!

平成20年9月、福岡市内の公園で採取した「ニセショウロ」という毒キノコによる食中毒が発生しました。
食用キノコの「ショウロ」と誤認して、自宅で調理をして食べたことによるものです。

 

ニセショウロとは

  • 球形~偏球形で径2~3cm。
  • 夏~秋に林内の砂地や荒地に生息
  • 食用にされる「ショウロ」と似ているが、1mm程度の外皮があり、内部が褐色や暗紫色
    ショウロは外皮が薄く、内部は白色~薄い褐色
  • 食べて30分~3時間で嘔吐・腹痛・下痢などを引き起こす。
ニセショウロの写真

ニセショウロ写真

くらしメールvol.12 「毒キノコに注意しましょう!!」(PDF 3,338kbyte)pdf



 

<問い合わせ先>

  問い合わせ先については、福岡市保健所【食品衛生に関する相談窓口】をご確認ください。