人の手には、目に見えない多くの細菌類がついています。
細菌類の多くは、人にとって有害なものではありませんが、なかには人の体内に入ると、食中毒や感染症などを引き起こすような食中毒菌やウイルスがいることがあります。
そこで、食中毒予防の3原則 1.菌をつけない 2.菌を増やさない 3.菌をやっつける の1.菌をつけない(食中毒の原因となる菌やウイルスを食品につけない)ため、以下の手洗い方法や手順を参考に、こまめに手洗いを行い食中毒を予防しましょう!
手洗いは、食中毒予防だけでなく、感染症予防にも効果的です。
(1)時計や指輪をはずします。
(2)水で手を濡らします。
(3)手洗い石けんをつけます。
(4)手のひらをよくこすります。
(5)手の甲をのばすようにこすります。
(6)指の間をこすります。
(7)親指を念入りに洗います。
(8)指先をこすります。
(9)爪ブラシで爪及び指先をこすります。
(10)手首を洗います。
(11)水で十分に洗います。
(12)ペーパータオルでふきます(乾燥機)
(13)蛇口栓にペーパータオルをかぶせて栓を締めます。
アルコール消毒液を使う場合は、手洗いを行った後(汚れをよく落としてから、手の水分をふきとった後)に使いましょう。 手がぬれたまま使うと、消毒効果が低くなります。
【注意】ノロウイルスには、アルコール消毒液や逆性石けんはほとんど効果がありません。