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更新日:2009年7月16日

効果的な手洗いで、食中毒を防ぎましょう!

人の手には、目に見えない多くの細菌類がついています。
細菌類の多くは、人にとって有害なものではありませんが、なかには人の体内に入ると、食中毒や感染症などを引き起こすような食中毒菌やウイルスがいることがあります。

 

そこで、食中毒予防の3原則 1.菌をつけない 2.菌を増やさない 3.菌をやっつける の1.菌をつけない(食中毒の原因となる菌やウイルスを食品につけない)ため、以下の手洗い方法や手順を参考に、こまめに手洗いを行い食中毒を予防しましょう!

 

手洗いは、食中毒予防だけでなく、感染症予防にも効果的です。



 

1.手洗いの前に、効果的な手洗いのタイミング・洗い残しの多い部分を確認しましょう!

<効果的な手洗いのタイミング>

  • 調理の前
  • 調理中に生鮮食品(肉・魚・野菜・卵など)や台ふきんにさわった後
  • 食事の前
  • トイレの後
  • 帰宅時
  • おむつの処理をした後
 

<手洗いで洗い残しの多い箇所>

赤い色でてのひらの洗い残しが多い箇所を示した写真
  • 親指の周り
  • 指先
  • 手のしわ
  • 手首
  • 指の間


 

2.正しい手洗いを実践しましょう!

指輪等をはずした手の写真

(1)時計や指輪をはずします。



水道の水で手をぬらしている写真

(2)水で手を濡らします。



液体石鹸を手に取っている写真

(3)手洗い石けんをつけます。



手のひらをこすっている写真

(4)手のひらをよくこすります。



手の甲をおおうように洗っている写真

(5)手の甲をのばすようにこすります。



指の間をこすっている写真

(6)指の間をこすります。



親指を洗っている写真

(7)親指を念入りに洗います。



手のひらで指先をこすっている写真

(8)指先をこすります。



爪ブラシで爪の間の汚れを落としている写真

(9)爪ブラシで爪及び指先をこすります。



手首を洗っている写真

(10)手首を洗います。



水で十分にすすいでいる写真

(11)水で十分に洗います。



手をペーバータオルでふいている写真

(12)ペーパータオルでふきます(乾燥機)



栓にペーパータオルをかぶせて直接触らないように栓を締めている写真

(13)蛇口栓にペーパータオルをかぶせて栓を締めます。

 

3.アルコール消毒液で消毒をする場合

アルコール消毒液を使う場合は、手洗いを行った後(汚れをよく落としてから、手の水分をふきとった後)に使いましょう。 手がぬれたまま使うと、消毒効果が低くなります。

 

【注意】ノロウイルスには、アルコール消毒液や逆性石けんはほとんど効果がありません。