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更新日:2024年7月1日

室内の空気環境

 家を新築・増改築したり、引っ越したばかりの新しい家に帰ると、頭痛や目がチカチカするといった症状を感じたことはありませんか?このような、建材から発生する化学物質による室内空気汚染等が原因で起きる症状は「シックハウス症候群」と呼ばれています。

 

シックハウス症候群はどうして起こるの?

 以下のようなものが原因と考えられていますが、様々な要因が複雑に関係しており、どのようにして起こるかは、はっきりと分かっていません。

シックハウス症候群の原因と考えられているもの一覧のイラスト。建材、壁紙、ペンキやワックス類、家具、ストーブ、殺虫剤などの化学物質を発散させる可能性があるもの。カビ、ダニ、ほこり(ハウスダスト)。
 

 このほか、個人の体質や生活習慣(喫煙など)、換気・掃除の方法なども関係していると考えられています。
※衣類や洗剤などが原因となっていることもあります。 → 詳しくはこちら(「家庭用品の安全な使用」)

 

どんな症状がでるの?

 症状は個人差があり様々ですが、主に以下のようなものがあります。

シックハウス症候群で現れる主な症状一覧のイラスト。家の中の色々な化学物質、喚気不足。暖房などの燃焼ガス。ダニやカビなど。感受性の個人差。これらのいくつかが一緒になって頭痛、めまい、吐き気、めやのど・花の刺激感、皮膚が赤くなる、かゆくなる、鼻水・涙・せきが出るなどのシックハウス症候群。
 

 こうした症状は、シックハウス症候群以外の問題が原因で起こることもあります。からだに異常を感じたら、早めに医療機関を受診しましょう。

 

どんなことに気を付ければいいの?

まめな換気・通風・掃除を表す豆のイラスト
 
シックハウス症候群対策のアドバイスを示すイラスト。吸排気口は家具でふさがないようにしましょう。窓は向かい合わせに2か所以上開けて、空気の入口と出口を作りましょう。掃除はすみずみまで丁寧にしましょう。家具と壁の間にすき間を作り、風通しをよくしましょう。。エアコンやレンジフードのフィルターはこまめに清掃しましょう。


 

室内の空気環境に関する相談・対応について

室内の空気環境に関する相談・対応については、各区の衛生課にて行っています。
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