このページでは、飲み水として使う井戸水(飲用井戸)の衛生管理についてご案内しています。
現在は上水道が広く普及していますが、井戸水も引き続き多くの方に利用されています。しかし、井戸水は周辺の環境の変化などにより、有害な物質や細菌などに汚染されることがあり、健康に影響を及ぼすおそれがあります。また、地震や大雨などの災害によって、水質が悪くなることもあります。
このため、井戸水をお使いの方は、日頃から適切な管理を心がけることが大切です。万が一、水の状態が悪くなっているおそれがある場合には、飲み水としての使用を控え、清掃や散水などの用途に切り替えるなど、状況に応じた対応をお願いします。
・令和8年4月から、「PFOS及びPFOA」が水質基準項目に追加されました。
井戸は地下水をくみ上げる深さや構造によって種類が異なります。
一般的に、地表に近い地下水を利用する井戸ほど周辺環境の影響を受けやすく、深い地下水を利用する井戸ほど影響を受けにくい傾向があります。
地下奥深くの水を通さない岩盤層を越えて掘り下げている井戸を「深井戸」、それよりも浅いものを「浅井戸」といいます(深さ30メートルを目安に分けられます)。
家庭で使用されている飲用井戸の多くは「浅井戸」であり、このタイプの井戸水は周辺環境の影響を受けやすく、汚染されやすいものとなっています。

先端の穴が開いた部分(ストレーナー)からケーシング内に入ってきた水をくみ上げて利用する。
以下の点に注意して、井戸の設置・管理を行うことをおすすめします。
井戸水を使用し、使用後に公共下水道に排水する場合は以下にご連絡ください。
道路下水道局総務部下水道料金課
以下の項目の検査を行うことをおすすめしています。
| No. | 項目 | 基準値 |
|---|---|---|
| 1 | 一般細菌 | 100個以下 (1ミリリットルあたり) |
| 2 | 大腸菌 | 検出されないこと |
| 3 | 濁度 | 2度以下 |
| 4 | 色度 | 5度以下 |
| 5 | 臭気 | 異常でないこと |
| 6 | 味 | 異常でないこと |
| 7 | pH値 | 5.8~8.6 |
| 8 | 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素 | 10ミリグラム以下 (1リットルあたり) |
| 9 | 亜硝酸態窒素 | 0.04ミリグラム以下 (1リットルあたり) |
| 10 | 塩化物イオン | 200ミリグラム以下 (1リットルあたり) |
| 11 | 有機物(TOC) | 3ミリグラム以下 (1リットルあたり) |
| 12 | カルシウム・マグネシウム等(硬度) | 300ミリグラム以下 (1リットルあたり) |
| 13 | 鉄及びその化合物 | 0.3ミリグラム以下 (1リットルあたり) |
以下の、国土交通大臣及び環境大臣の登録を受けた水質検査機関に依頼することをおすすめします。
国土交通省及び環境省水質検査登録機関一覧(福岡市を検査区域とする機関)(PDF:200KB)
井戸の管理に関するパンフレットを作成していますので、ご活用ください。
以下の場合はすみやかに飲用を中止し、井戸がある区の衛生課にご連絡ください。
| 東衛生課 | TEL 092-645-1112 |
| 博多衛生課 | TEL 092-419-1125 |
| 中央衛生課 | TEL 092-761-7351 |
| 南衛生課 | TEL 092-559-5161 |
| 城南衛生課 | TEL 092-831-4219 |
| 早良衛生課 | TEL 092-851-6602 |
| 西衛生課 | TEL 092-895-7094 |