ダニ媒介感染症とは、病原体を保有するダニに刺されることによって起こる感染症のことです。
病原体を保有するダニとしては、野外に生息するマダニ類やツツガムシ類がいます。
マダニの活動が盛んな春から秋にかけては、マダニに咬まれる危険性が高まります。
野外作業や農作業、レジャー等で、草むらや藪などに入る場合には、肌の露出が少ない長靴・長ズボンで、明るい色の服(マダニを目視で確認しやすい)を着用するなどして、感染症から身を守りましょう。
マダニに刺された後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けて下さい。
主な症状は、発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)で、時に、腹痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などを伴います。
・厚生労働省ホームページ(重症熱性血小板減少症候群(SFTS))
主な症状は、全身倦怠感、食欲不振とともに頭痛、悪寒、発熱などで、体温は段階的に上昇し数日で40℃にも達します。重症になると肺炎や脳炎症状を引き起こすことがあります。
草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖・長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)、足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくすることが大事です。
「ダニにご注意ください」
「マダニに注意ダニャン!!」
部署:保健医療局 保健所 感染症対策部 感染症対策課
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