新型コロナウイルス感染症に感染した人に見られる、少なくとも2か月以上症状が持続し、他の疾患による症状として説明がつかない罹患症状が、いわゆる「後遺症」と言われています。
後遺症の主な症状は、疲労感・倦怠感、睡眠障害、集中力低下、呼吸困難、筋力低下、脱毛などがあります。後遺症の症状の多くは時間の経過とともに改善しますが、中には1年以上続く場合もあります(下表参照)。
出典:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント 第3.1版
まずはかかりつけ医へご相談ください。
かかりつけ医を持たない、かかりつけ医での対応が難しいといった場合は、以下の<後遺症の診察が可能な医療機関>をご参照ください。
<後遺症の診察が可能な医療機関>
後遺症の治療は、公費負担の対象外であり、一般の診療と同様の診察費等の自己負担が発生します。
後遺症について、現時点では確立された治療法がないため、医療機関を受診する場合は、症状に応じた対症療法が基本となります。
厚生労働省による後遺症に関するQ&Aなどの情報を掲載しています。
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)について
新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)に関するQ&A