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更新日:2025年11月20日

新型コロナウイルス感染症の後遺症について

 

後遺症とは

 新型コロナウイルス感染症に感染した人に見られる、少なくとも2か月以上症状が持続し、他の疾患による症状として説明がつかない罹患症状が、いわゆる「後遺症」と言われています。
 後遺症の主な症状は、疲労感・倦怠感、睡眠障害、集中力低下、呼吸困難、筋力低下、脱毛などがあります。後遺症の症状の多くは時間の経過とともに改善しますが、中には1年以上続く場合もあります(下表参照)。


新型コロナウイルス罹患後症状の経時的変化のグラフです。出典元は新型コロナウイルス感染症診療の手引きの別冊「罹患後症状のマネジメント」です。

 出典:新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き 別冊 罹患後症状のマネジメント 第3.1版

 

後遺症かもと思ったら

 まずはかかりつけ医へご相談ください。
 
かかりつけ医を持たない、かかりつけ医での対応が難しいといった場合は、以下の<後遺症の診察が可能な医療機関>をご参照ください。


<後遺症の診察が可能な医療機関>
 後遺症の治療は、公費負担の対象外であり、一般の診療と同様の診察費等の自己負担が発生します。
 後遺症について、現時点では確立された治療法がないため、医療機関を受診する場合は、症状に応じた対症療法が基本となります。