早良区では、地域や区行政に関するさまざまな課題について、地域の皆さまと区長が対話し、区政へのご理解やご協力を得るとともに、地域の皆さまのご意見を市政の参考とすることを目的に、「こんにちは区長です」を実施しています。
8月29日(金曜日)は、早良校区の皆さまと懇談しました。
早良校区は、自治組織発足から40周年を迎え、3月に記念誌を作成、4月に記念式典を行いました。記念誌や式典で使用した映像の中から、生活支援ボランティア「手つだい隊」や買い物支援「ふれあいバス」などの活動についてお話しいただきました。
「手つだい隊」は、電球を変えたりごみを出したりなどのボランティア活動を通して、地域に住む高齢者と関わるきっかけになっており、必要な場合は情報を共有するなど、高齢者の見守りにつながっています。「ふれあいバス」は、事業所ネットワーク「さわら南よかとこネット」の協力を得て、買い物に行くことが難しい高齢者を地域のボランティアが支援しています。これらの活動は、一人暮らしの高齢者を地域で見守り支えたいとの思いから始まったと話されました。
また、お祭りやイルミネーション、子ども向けのデイキャンプでは、保護者に参加だけでなく、テントの組み立てや片付けなど短時間でできる手伝いを通して地域の活動に関わってもらい、少しずつ顔見知りになって交流を生み、絆を深めています。
公民館も、窓をキャンパスに見立てて子どもたちと一緒に虹や鯨を描いたり、インスタグラムで情報を発信するなど、地域と一緒になって盛り上げているそうです。
今後も校区の特色を生かした取り組みを行い、多くの人が活動に関わって絆を深めながらより住みよいまちにしたいという思いが伝わる有意義な懇談となりました。
今後の区行政の参考にさせていただき、皆さまと共に住みよいまちづくりに努めてまいります。
安井会長から校区の取組みについてお話しいただきました
懇談中の様子

ロビーには鯨の親子が海を泳ぐ様子が描かれています
懇談会場の早良公民館
開催日:令和7年8月29日(金曜日)
開催場所:早良公民館
出席者:校区自治協議会役員4人、公民館2人、区役所職員5人