令和5年度 城南区人権啓発連絡会議通信
【活動報告 1】令和5年度城南区人権啓発連絡会議 委員研修会
- 日時:令和5年6月30日 水曜日 14時40分~15時20分
- 場所:城南区役所 大会議室
- 対象:城南区人権啓発連絡会議委員
- 方法:対面講義形式
- テーマ:「LGBTQへの理解」
- 講師:城南区生涯学習推進課人権教育推進員 樺島 穣(かばしま ゆたか)氏
講演要旨
「LGBTQへの理解」 (257kbyte)
参加者の声(一部抜粋)
- ・LGBTQという言葉の意味を今までは曖昧に感じていたが、明確に理解できてよかった。
- ・このような時代の流れと同時に、LGBTQと偽った犯罪が減るように願います。
- ・難しい問題と思っています。もっと学びたいと思いました。
- ・私達の校区は、以前からLGBTQについて学んでいます。レインボーフラッグを掲げ、これからも学んでいきます。
【活動報告 2】令和5年度城南区人権を考えるつどい
7月の「福岡県同和問題啓発強調月間」に合わせて、人権を尊重し多様性を認め合うまちづくりを目指して毎年「城南区人権を考えるつどい」を開催しています。
今年度は、人権課題への興味・関心の裾野を広げていくために、子どもをはじめ幅広い層の方々が鑑賞できる人権に関する映画作品を下記のとおり上映いたしました。
- 日時:令和5年7月28日金曜日13時30分~15時40分
- 場所:城南市民センターホール
- 参加者:210名
- 内容:映画「Wonder ワンダー 君は太陽」(上映時間113分・2017年製作・日本語字幕付)
- 主催:城南区人権啓発連絡会議、城南市民センター
- 共催:城南区役所
開会宣言(城南市民センターホール)
実施報告
今年度は、親子での参加をはじめ、幅広い年齢層の方々にご参加いただきました。
初めに主催者を代表して城南市民センター長の挨拶があり、引き続き映画上映を行いました。上映中は、笑いや涙を誘うシーンなど感動のシーン満載で終了時には拍手も沸き上がり、会場は感動に包まれていました。
参加者からは、「感動の涙が止まりませんでした」「映画を通して人権について深く考えることができた」等のご意見もあり、アンケート結果では、今回の映画で人権に関する理解については、「深まった」79%、「やや深まった」20%というご意見でした。
今後も参加者の方々のご意見を踏まえて、人権を尊重し多様性を認め合うまちづくりを目指して取り組んで参ります。
Motion Picture Artwork © 2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
【映画の内容】
今回上映した映画は、遺伝子の疾患で人とは異なる顔で生まれてきた少年が様々な困難と出会いますが、家族の愛を勇気に変えて立ち向かい「人の内面は外見で推し量れないものがある」ことを学びあい相互理解を得ていく心温まる感動の物語です。
ストーリーは、別紙チラシ参照 (1,146kbyte)
参加者の声(一部抜粋)
- ・人は見た目を変えられないが、見る側の考え方を変える必要を強く感じた。とても素晴らしい映画でした。
- ・胸がいっぱいに、あたたかな気持ちになりました。人間として生まれてきたものとしての、人と人のつながりや思いやりの大切さを感じることができました。
- ・本当に感動し、久しぶりに涙を流しました。ぜひ多くの人に見ていただきたいと思いました(特に子どもたち)。身近なこととしてみんなで考えていきたいと思います。
- ・上映会に小・中・高大学生が参加できるような行事になればいいなと思いました。
- ・ふだん人権について考えるという生活をしていないと感じましたが、小さなことで積み重ねて大きく変わることができると思いました。
- ・人はみんないろいろな悩みを抱えて生きています。でも周りの人たちのやさしさや支えがあれば、悩みを乗り越え前へ進めると思いました。
【番外編】
様々な人権課題についての資料を掲載しております。下記よりダウンロード可能です。研修会などでご活用ください。