7月20日(土曜日)に南片江校区で実施された「避難所開設・運営訓練」に城南区役所から西村区長が参加しました。
訓練は、避難所に指定されている南片江公民館で行われ、区長は、同校区自治協議会のメンバーや南片江小学校の生徒など約40人と一緒に避難所開設時のポイントなどを確認しました。
また、段ボールベッドやテントを組み立てて居住スペースの設営を行ったり、一部の参加者はテントに一晩宿泊し、停電時を想定して懐中電灯の明かりだけで過ごす生活を体験したりしました。その他、区社会福祉協議会職員による能登半島でのボランティア活動についての講話が行われるなど、盛りだくさんの内容でした。
懇談では、地域における防災の取り組みや土砂災害など校区が抱える防災上の課題について、同校区自治協議会などの方と意見交換を行いました。また、参加した小学生からは城南区の人口や区役所の仕事内容などについての質問もありました。
区長は「南片江校区は防災の取り組みが大変盛んであり、本日のような工夫を凝らした取り組みが地域の皆さんの安心につながっていることを改めて実感いたしました。災害時の被害を最小限に抑え、迅速な復興を目指すためには、地域の皆さんの協力が必要不可欠です。区役所も皆さんとともに安全で安心して暮らせるまちづくりに取り組んでまいります」と話しました。
テントを設営する様子
完成した段ボールベッド
かまどを使って防災食を温めます
みんなで防災食とカレーライスを食べました
懇談の様子
懇談後に校区の皆さんと