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更新日:2022年4月6日

家庭での食中毒予防のために

食中毒の基本は、1.菌をつけない 2.菌を増やさない 3.菌をやっつける です。

 

買い物のときから残った食品の保存まで、次の6つのポイントを守って、家庭での食中毒を予防しましょう。

 

ポイント1 買い物のとき

  • 肉や魚などの生鮮食品は新鮮なものを選びましょう。
  • 表示をチェックして、消費期限や保存方法を確認しましょう。
  • 肉や魚は汁がもれないようにして、持ち帰りましょう。
  • 冷蔵や冷凍が必要な食品は、買い物の最後の方に購入し、寄り道せずに早く持ち帰りましょう。

 

買い物カートを押す女性のイラスト


 

ポイント2 家に持ち帰ったとき

  • 冷蔵や冷凍が必要な食品は、持ち帰ったらすぐに、冷蔵庫に入れましょう。
  • 肉や魚は、ビニール袋や容器などに入れて、他の食品に汁がかからないようにしましょう。
    (肉や魚には食中毒をおこす細菌がついている場合があるので、要注意です。)
  • 冷蔵庫の詰めすぎに注意しましょう。
    (7割くらいが目安です。)

 

魚介類のイラスト


 

ポイント3 調理の下準備のとき

  • 手洗いをしましょう。特に生の肉・魚・卵をさわった後は、しっかりと手を洗いましょう。
    (手洗いの方法は、効果的な手洗いで、食中毒を防ぎましょう!のページをご覧ください)
  • 冷凍した食品の解凍は、室温でせず、冷蔵庫の中や電子レンジで行いましょう。
    また、必要な分だけを解凍し、解凍したらすぐに調理しましょう。
  • タオルやふきんは清潔なものを使いましょう。
  • 包丁やまな板は、魚・肉・野菜などの食材がかわるごとに、よく洗って使いましょう。
  • 包丁やまな板の消毒には、洗剤でよく洗った後に、熱湯をかける または 次亜塩素系漂白剤を薄めた液に漬け込むのが効果的です。
  • 野菜や果物など生で食べるものは、よく洗って使いましょう。
    また、サラダなどは肉や魚を取り扱う前に調理し、食べるまで冷蔵庫で保管しましょう。

 

トマトのイラスト


 

ポイント4 調理をするとき(加熱・盛りつけ)

  • 加熱調理する食品は、十分に火を通しましょう。
    (目安は中心部の温度が75℃以上で1分間以上です。)
  • 前日のカレーの残りなどを再加熱するときは、むらなく全体に熱がとおるように、よくかき混ぜながら加熱しましょう。
  • 素手で盛りつけず、清潔な器具を使って、清潔な食器に盛りつけましょう。

 

フライパンのイラスト


 

ポイント5 食事をするとき

  • 食事の前には必ず手洗いをしましょう。
  • 冷たい料理は冷たいうちに、温かい料理は熱いうちに食べましょう。
    (室温に長く放置しないようにしましょう。)

 

家族で食事をするイラスト


 

ポイント6 残った食品を保存するとき

  • 残った食品を取り扱う前に、手洗いをしましょう。
  • 残った食品は清潔な容器に入れ、冷蔵庫で保管しましょう。
    (食べるときは、できる限り再加熱しましょう。)
  • 時間がたちすぎて、ちょっとでもあやしいと思ったら、思い切って捨てましょう。


 

<問い合わせ先>

  問い合わせ先は、福岡市保健所【食品衛生に関する相談窓口】のページをご確認ください。