日本紅斑熱などダニ媒介感染症は福岡市でも毎年発生が見られております。特にマダニの活動が盛んな春から秋にかけては、マダニに咬まれる危険性が高まりますので、草むらや藪など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖・長ズボン(シャツの裾はズボンの中に、ズボンの裾は靴下や長靴の中に入れる、または登山用スパッツを着用する)、足を完全に覆う靴(サンダル等は避ける)、帽子、手袋を着用し、首にタオルを巻く等、肌の露出を少なくすることが大事です。
吸血中のマダニに気が付いた場合は、医療機関(皮膚科)で処置(マダニの除去、洗浄など)をしてもらってください。また、マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意をし、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を受けて下さい。
ダニ媒介感染症には次のようなものがあります。
クリミア・コンゴ出血熱、回帰熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、ツツガムシ病、日本紅斑熱
マダニに咬まれないことが重要です。特にマダニの活動が盛んな春から秋にかけては注意しましょう。
森林や草むらなどマダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖・長ズボンを着用するなどマダニに咬まれないよう、肌の露出を避けるようにしてください。
主な症状は、発熱、消化器症状(嘔吐、下痢など)で、ときに筋肉痛、神経症状などを伴い、致死率は10~30%程度。発生地域は、日本、中国、韓国等広い地域に分布しています。
主な症状は、発熱、頭痛、筋肉痛、腰痛、関節痛で、重症化すると種々の程度の出血がみられ、致死率は15〜40%です。発生地域は、中央アジア、中東で毎年患者が発生しています。
これらの病気のさらに詳しい情報については、以下のホームページをご確認ください。
部署:保健医療局 保健所 感染症対策部 感染症対策課
電話番号:092-791-7081
FAX番号:092-406-5075
部署:保健医療局 保健所 健康危機管理部 健康危機管理課
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