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【発行号】令和8年11月1日号【掲載面】市政特集面【カテゴリー】お知らせ

自分のまちを好きになる無理なく、楽しく地域活動

市内の各地域では、お祭りや運動会、防犯パトロール、子どもや高齢者の見守りなど、さまざまな活動が行われています。それらの活動は、自治協議会、自治会・町内会といった地域の団体や、そこに住む住民の皆さんによって支えられています。

 

地域活動は、安全・安心、快適な住環境の維持や住民の交流などに重要な役割を果たしています。無理せず、工夫をしながら活動を続ける地域の皆さんに話を聞きました。

まずは気楽に参加してください

西区城原校区自治協議会会長 植田幸二さん

「負担の少ない地域活 動を目指します」と話す 植田さん
―地域活動を継続するためにどんな工夫をしていますか?

 地域活動が義務になってしまっては、楽しくないし、続きません。家族や仕事を優先してもらおうと、自治協議会の会長になって最初に始めたのが、会議の回数を減らすことでした。月例の会議は行わず、普段はLINE(ライン)でやり取りをしながら、必要な時に集まって話し合います。校区内のさまざまな団体の役員の兼務も少なくし、特定の人に負担が偏らないようにしています。

毎年大盛況の運動会
―校区の運動会もやり方を変えたと聞きました

 運動会は午前中のみの開催にしました。以前は各競技の出場者を事前に集めて名簿を作っていましたが、今は会場にいる地域の皆さんの自由参加です。また、幼児が参加できるものがなかったので、玉入れ後の片付けを競技にして親子で楽しんでもらっています。こうした取り組みは校区の皆さんにも好評で、参加者も増えてきています。


―催しを企画する時に大事にしていることは?

 スタッフ自身が思いっきり楽しむことです。子どもたちに人気の「じゃがいも・玉ねぎ収穫体験」は、放置されていた畑を私たちスタッフが耕して始めたものです。今年は約120人の子どもたちが参加してくれました。子どもたちが夢中になって収穫する姿を見て、私たちも素晴らしい時間を過ごせました。

 皆さんも、ぜひお住まいの地域のイベントに気楽に参加してみてください。

収穫体験は毎年6月に開催

地域活動って面白い!

早良区有住校区自治協議会 広報部の皆さん

後列左から時計回りに石丸真紀 子さん、鶴田育子さん、山田秀隆 さん、松原真央さん
―広報部ではどのような活動をしているのですか?

 地域のイベントの楽しさや校区の魅力を知ってほしくて、令和5年からインスタグラムを始めました。若手メンバーを中心に、動画を使って、楽しく、分かりやすく届けています。


―投稿する時に気を付けていることは?

 情報を受け取る人の立場に立って発信することと、無理なく続けることです。更新回数を増やすと閲覧数は増えますが、情報が多過ぎて読む人は疲れてしまいますし、私たちも休みなく投稿内容を考えなければなりません。そのため、現在は2日に1回のペースで配信しています。

有住校区のインスタグラムから
 登録者数は500人を超えました。校区全体でこのアカウントを大切に育てていきたいです。


―有住校区のいいところを教えてください

 ここは早良区で一番小さな校区です。顔見知りも多く、助け合いの精神があるのが強みです。イベント時にはボランティアも多数参加して撮影なども手伝ってくれるので助かっています。


―広報部ではその他にどのような活動をしていますか?

 4月から「紙で手書きで作る広報誌」の作成を始めました。校区で行われた行事を3、4カ月分まとめて、写真やイラストも交えて紹介しています。インスタグラムの配信などが苦手な広報部のスタッフも、みんなで楽しみながら作っています。
 また、高齢者対象のスマホ講習会を定期的に実施し、1対1で丁寧に教えるなど、さまざまな活動を行っています。

みんなで広報誌づくり

 

市は、地域コミュニティサイト「ふくコミ」で、自治協議会や自治会・町内会の活動等を紹介しています。

 

地域活動と聞くと、どうしても「大変」というイメージがあるかもしれません。無理なく、できる範囲で構いません。まずは気軽に地域のイベントに参加することから始めてみませんか。

問い合わせ先

コミュニティ推進課

電話 092-733-5161

FAX 092-733-5595

自治会・町内会

自治会・町内会は、住みよいまちをつくるために、地域の人たちによって結成された団体です。地域の見守りや防犯灯の設置、防災訓練、清掃などの活動を行い、皆さんの安全・安心な暮らしを支えています。

自治協議会

自治協議会は、町内会など一つの団体だけでは実現が難しい校区規模の防災訓練や防犯パトロールなどの取り組みを行っている団体です。市内152の校区・地区に設立され、自治会・町内会のほか、安全・安心、子ども、環境、男女共同参画など分野ごとに活動する各種団体等で構成されています。

地域活動に参加するとポイントがたまる! ふくおかポイント

市は、地域活動への参加のきっかけになるよう、「ふくおかポイント」を実施しています。

 

校区の清掃やイベントの運営、子どもの見守りなど地域の活動に参加すると、ポイントがもらえます。たまったポイントに応じて、

・市の指定ごみ袋

・非常用保存食セット

・美術館・プールなど公共施設の利用券

―等の特典を受け取れます。
※専用アプリの登録が必要です。

 

校区単位で導入を受け付けています。8月末時点で導入校区は70を超え、約1万人が登録しています。導入校区やアプリのダウンロード方法など詳しくは、ホームページ(「ふくおかポイント」で検索)で確認を。

問い合わせ先

企画調整部企画課

電話 092-711-4408

メール fukuoka-point@city.fukuoka.lg.jp

 

地域活動のきっかけに「おやじの会」

校区の小中学校に通う子どもの父親が中心となって活動する「おやじの会」は、自治協議会や公民館、PTAなどと連携し、子どもたちのために趣向を凝らしたイベントを実施したり、見守り活動を行ったりしています。

避難所での宿泊を体験する防災キャンプ。 夜の校内探検も大好評でした

東区千早西校区「おやじの会」

同校区の「おやじの会」には、約15人の父親が所属しています。小学校の体育館に避難所用のテントを張って泊まる防災キャンプや、校区の夏祭りへの出店などを行い、父親同士はもちろん、地域の人たちとのネットワークも広がっています。

 

会長の大島さんは「自分たちの企画で子どもたちが喜んでいる姿を見ると、やりがいを感じます。皆さん仕事を持っているので、それぞれできることだけ参加してもらっています。卒業した子どもが大きくなって手伝ってくれるようになりました。そんな子どもたちの成長も見ることができてとても楽しいですよ。ぜひ気軽に参加してみてください」と話しています。

 

地域のおやじの会については、学校からの配布物やSNSなどでご確認ください。

大人も!子どもも!みんなで 公民館へおいでよ

市内には、各小学校区に1館ずつ公民館が設置されています。

 

公民館では、健康づくりや趣味のための教室、子ども向けのイベント、子育てサロン、人権講座、高齢者向けのふれあいサロンなどさまざまな催しが行われています。サークル活動や地域活動の打ち合わせなどの場としても利用できます。

 

公民館は、住民同士をつなぐ地域の拠点です。災害時には避難所としても利用されます。

 

各公民館の連絡先など詳しくは、ホームページ(「まなびアイふくおか」で検索)に掲載しています。催しの内容や校区のお知らせ、臨時休館日などは、各公民館が発行する「公民館だより」をご覧ください。公民館だよりはホームページでも閲覧できます。

問い合わせ先

公民館支援課

電話 092-711-4654

FAX 092-733-5595

博多区美野島公民館 藤野喜代子館長の話

公民館主催のバラエティーに富んだ講座を毎週水曜日に行っています。体幹を鍛える「コア・トレ」は、10年続く人気講座です。また、料理やヨガ、アロマ、薬膳など毎回異なるジャンルの「おとなの体験学習」も年に十数回実施しています。

 

公民館の催しが入っていない時には、高校生以上なら誰でも自由に使える「おとなの自習室」を実施しています。開催はLINEのオープンチャットや公民館前ののぼりでお知らせしています。

 

公民館での講座や催しがきっかけで顔見知りになって、地域行事に参加する人もたくさんいます。ぜひ気軽に公民館にお越しください。

人気講座「あんしん美野島コンシェル ジュ」では、地域の病院や事業所等と 共に、1時間の体操と30分間の介護 相談を実施

電子回覧板で地域情報をお届け

市内の各地域では、回覧板や掲示板等で、防災情報やイベントのお知らせなど、暮らしに身近な地域の情報を発信しています。

同自治会の電子回覧板。画像なども 使って分かりやすく伝えています

最近では、LINE(ライン)などを活用した電子回覧板による発信を行う地域も増えてきました。

LINE公式アカウントを活用した情報発信を行う、南区の長丘3丁目1区自治会に聞きました。

―電子回覧板を導入したきっかけは?

 紙の回覧板は、印刷や仕分けなどの負担が大きく、住民の皆さんも次の家に急いで届けなければなりません。そこで、従来の回覧板に加え、令和6年にLINE公式アカウントを活用した電子回覧板の導入を決めました。アカウントの開設もスムーズにできました。


―活用方法は?

 自治会に加入する世帯に回覧板の閲覧方法についてアンケートを取り、LINEでの配信を希望する世帯に、電子回覧板を送っています。
 災害時の避難所開設やごみ出し中止といった緊急情報や、イベント案内等を一斉配信しています。また、「LINEチャット」を活用して、個別の問い合わせにも対応しています。

 

―住民からの反響はどうですか?

 家族全員が登録して情報を受け取ることができますし、いつでも情報を再確認できて便利だと好評です。

 

―導入して良かった点は?

 情報を早く、確実に届けられるのが最大のメリットです。イベントの参加受け付けなどもできるので、とても便利になりました。
 現在、登録者数は200人を超え、紙での回覧が減りました。回覧を回す住民の皆さんの負担も軽減されたと思います。今後も、必要な人に必要な情報が届けられるような体制をつくっていきます。

地域のデジタル発信を応援します

市は、ホームページ(「福岡市地域活動デジタル活用支援」で検索)で、地域活動に無理なくデジタルを取り入れるために役立つ情報を紹介しています。

・活用のメリットや注意点などの情報を掲載した初心者向けマニュアル

・いつでもどこでも見られる電子回覧板活用動画

・活用している地域の声を紹介した事例集

―など、ぜひご活用ください。

 

全部をデジタルにしなくても、これまでの方法と上手に組み合わせて地域に合った方法を選ぶことができます。

問い合わせ先

コミュニティ推進課

電話 092-733-5161

FAX 092-733-5595

地域活動PRショート動画

地域活動に参加して感じた楽しさや、地域活動を行う人たちへの感謝の気持ちが込められた「地域活動PRショート動画」をホームページに公開しています。ぜひご覧ください。

 

※公開されている動画は、昨年実施した「地域活動PRショート動画コンテスト」の受賞作品です。

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