
第22回 鴻臚館
飛鳥から平安時代、現在の舞鶴公園内に鴻臚館(こうろかん)(筑紫館(つくしのむろつみ))が置かれていました。鴻臚館は唐(中国)など、外国からの使節や商人をもてなす迎賓館として、また日本の外交使節である遣唐使などの宿泊所として利用されました。
日本には京都と大阪、福岡に鴻臚館が設置されましたが、遺構として確認され、国指定の史跡となっているのは福岡だけです。
福岡の鴻臚館は、北館と南館から構成され、両館の間には東西に延びる谷地形がありました。鴻臚館はその谷を挟むように建てられていたのが特徴です。当初、南館は儀式や饗宴の場として、北館は宿泊の場として利用されていました。
現在、北館東門と塀の一部の復元整備を進めており、10月に東門が公開されます。


出土品
鴻臚館跡からは、中国の青磁などのほか、イスラム陶器など、当時の国際交流の様子が分かるさまざまな品が出土しています。これらは鴻臚館跡展示館で見ることができます。

鴻臚館は9月末で休館し、来年3月にリニューアルオープンします。
問い合わせ
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