特殊詐欺とは、電話やメール、SNSなどを利用して、対面することなく相手を信じ込ませて、お金をだまし取る犯罪の総称です。区内でも多くの被害が出ています。

特殊詐欺の現状と対策について、城南警察署の前田副署長に話を聞きました。

●区内の被害について
今年の1月から5月までに、区内の特殊詐欺の被害は19件と、およそ週1件のペースで発生しています。被害総額は約1億7千万円に上り、だまし取られたお金は、戻ってきません。
●被害者の特徴は
被害者の約半数は60歳以上ですが、高齢者だけでなく、20代・30代も含めた幅広い世代が被害に遭っています。また、被害者の約8割が「特殊詐欺について知っていたので、自分はだまされないと思っていた」と話しています。詐欺手口は巧妙化しており、誰もが被害に遭う危険性があるため、注意が必要です。

●詐欺の手口は
警察や役所職員などになりすまし「期限が迫っている」「家族がトラブルに巻き込まれている」などと言って不安や焦りを感じさせ、冷静な判断ができない状況に追い込んだり、「お金が簡単にもうかる」などの甘い話で誘惑したりします。
普段なら詐欺だと気付けても、巧みな言葉で信じ込んでしまう場合があります。
●被害を防ぐために
一人で判断しないことが重要です。「今すぐに」と言われても、電話の場合は一度切る、メールやSNSの場合は返信しないなど、すぐに対応せずに、身近な人や警察に相談してください。落ち着いて行動することが、被害防止につながります。
9月から11月までの15日号では、特殊詐欺の新たな手口や対策を紹介していきます。また、福岡県警ホームページ(「ニセ電話詐欺対策」で検索)にも掲載しています。
問い合わせ
城南区総務課
電話 092-833-4055
FAX 092-822-2142
特殊詐欺の対策に有効
国際電話利用休止サービス
特殊詐欺の犯人からの電話は、多くは「+」から始まる国際電話番号からです。
海外との通話が不要な人は、固定電話の「国際電話利用休止サービス」を申し込むと、国際電話の発着信を休止することができます。
区役所では、城南警察署と連携し、国際電話利用休止サービスの利用申し込みを受け付けています。また、スマートフォンを利用している人には、迷惑電話対策アプリのダウンロード支援も行っています。

日時
毎週月曜日午後2時から4時
場所
区役所1階
料金
無料
申し込み
不要