市無形民俗文化財 唐原の祇園山笠
唐原(とうのはる)の祇園山笠は、須賀神社(祇園宮)の祭礼として行われる行事で、神社の歴史は18世紀末までさかのぼることが文献で確認されています。

祇園山笠は、7月1日の「注連(しめ)下ろし」から始まり、山笠の道具類を取り出す「台下ろし」、基礎部分を組み立てる「台からげ」を経て、前日の「山飾り」で山笠が姿を現します。
今年の山笠本番は7月11日(土曜日)です。午前11時に香椎宮の神職による神事が行われ、午後6時に触れ太鼓に続いて山笠が清道を3往復します。須賀神社に戻ると、境内で右回り3回、前後3回揺らし、博多祝い唄、博多手一本で締め、翌日の「山崩し」で幕を閉じます。

唐原の祇園山笠行事保存会代表の崎村方一(まさかず)さん(86歳)の話

清道を3往復し、そこから一気に須賀神社へ駆け込む瞬間が最大の見どころです。駆け込み後の3度の「山揺らし」は、山笠が頑丈な証で、熱気はこの時、最高潮に達します。
長年にわたり、大きな事故なく受け継がれてきた、この魅力ある唐原の山笠を、少しでも長く続け、未来につなげていきたいです。
西戸崎の祇園山笠
100年以上の歴史を誇る西戸崎祇園山笠は、西戸崎神社に山笠を奉納し、無病息災を願う神事です。約100人の男衆が交替で山笠を担いで、およそ3キロメートルのコースを1時間以上かけて巡り、町中を一周します。また、子ども山笠も後方から綱を引いて走ります。

今年の山笠は、7月19日(日曜日)の午後3時59分にスタートします。これまで大人のみで運行していた舁(か)き山に、昨年から「台上がり」や「先走り」の大役を努める小学6年生が加わりました。西戸崎の山笠をさらに盛り上げ、「オイサ、オイサ」の掛け声と共に町を駆け抜けます。
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