市美術館(中央区大濠公園)2階特別展示室で、日本を代表する近代洋画家の一人・小磯良平(1903~1988)の創作の軌跡をたどる特別展を開催しています。福岡での開催は35年ぶりです。

兵庫県出身の小磯は、東京美術学校(現在の東京芸術大学)を首席で卒業し、ヨーロッパに渡りました。正確で端正なデッサンや迫力ある人物表現など当時の西洋絵画の要素を吸収し、帰国後は、それらを生かした落ち着きと気品のある人物画を数多く手掛けました。
本展では、小磯の代表作の一つ《日本髪の娘》が約90年ぶりに日本へ里帰りし、展示されます。この作品は発表直後、海外に渡り、長らく所在が不明となったため、幻の名作といわれてきました。2008年に韓国で発見され、韓国国立中央博物館に所蔵されています。
このほか、神戸市立小磯記念美術館のコレクションを中心に100点以上を紹介します。小磯が追求したモダンな人物表現に、ぜひご注目ください。
日時
開催中から6月21日(日曜日)
午前9時30分から午後5時30分(入館は5時まで)
料金
一般1700円、高大生1100円、中学生以下無料
休館日
月曜日
※5月4日(月・祝)は開館、5月7日(木曜日)は休館
問い合わせ先
市美術館
電話 092-714-6051
FAX 092-714-6071