福岡市民の祭り「博多どんたく港まつり」が開催されます。終戦後、どんたくが復活して80年の節目の年。今年も、多くの見物客が国内外から集まり、福岡のまちは祭り一色に染まります。
5月3日(日・祝)、4日(月・祝)に、「博多どんたく港まつり」が開催されます。国内外から集まった約200団体・約1万8千人のどんたく隊が、明治通りのパレードや市内各地の演舞台で多彩なパフォーマンスを披露します。

今年の見どころ
終戦の翌年にどんたくが復活しました。今年のテーマは「どんたく復活80年 今年も祝いめでたで日本一へ!!」です。「歴史に思いをはせながら、『日本一の祭り』を未来へつないでいきたい」との思いが込められています。
新たに「天神ワンビル演舞台」(中央区天神一丁目)と「西日本シティビル演舞台」(博多区博多駅前三丁目)が設置されるほか、大河ドラマ「豊臣兄弟!」に出演中の仲野太賀さんと池松壮亮さん(福岡市出身)も、NHK福岡放送局どんたく隊の一員として3日のパレードに参加します=下記記事参照。
また、「マリンワールド海の中道」「トイ・ストーリー」「福岡ソフトバンクホークス&アビスパ福岡」の装飾を施した3台の花自動車が、2日(土曜日)から4日(月・祝)に市内幹線道路を巡回します。
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フィナーレは「総おどり」
4日午後5時50分からの「総おどり」で祭りはフィナーレを迎えます。会場は「お祭り本舞台」(市役所西側ふれあい広場)と「どんたく広場」(呉服町地区・中洲川端地区・広場本部地区)で、誰でも飛び入り参加できます。みんなで楽しみましょう。
詳細は公式ホームページ「モバイルどんたく」で確認を。また、情報満載のタブロイド紙を、情報プラザ(市役所1階)や市観光案内所(天神・博多駅)で配布しています。
前夜祭を開催
【日時】5月2日(土曜日)午後5時から8時30分
【場所】 お祭り本舞台(市役所西側ふれあい広場)
博多松囃子の兒舞、どんたく隊の演舞のほか、歌手の島谷ひとみさんを迎え、市民の皆さんとともに祭りの開催を祝います。

「港まつり」
福岡は、古代から海外と交流し、港町として発展してきました。その歴史を踏まえ、博多港の発展を祝う祭典として「港まつり」という名称が付けられました。ベイサイドプレイス博多(博多区築港本町)には、毎年5月3日・4日に「港本舞台」が設置されます。
巡視船「やしま」一般公開
【日時】3日午後1時~3時、4日午前9時30分~午後3時
【場所】中央ふ頭イベントバース(博多区沖浜町)
【料金】無料
【申し込み】不要

どんたくの歴史
博多どんたくは、日宋貿易に尽力した平重盛公へ感謝を伝える行事として治承3(1179)年に始まった、民俗行事「博多松囃子(まつばやし)」を起源としています。
明治5(1872)年、近代化の流れから「伝統行事は時代遅れ」と禁止令が出され、一時途絶えてしまいます。それでも松囃子の文化を大切に思う人々の力で、同12年に再開されました。
どんたくは戦時中にも中止を余儀なくされますが、終戦翌年の昭和21(1946)年5月に復活を遂げます。戦災を免れた三味線や太鼓などをかき集め、紙で作った衣装で、がれきが残るまちをお囃子を響かせて練り歩き、人々に復興への勇気と希望を与えました。

「花電車」が初めてどんたくに登場したのは、昭和23(1948)年です。当時市内を走っていた路面電車を装飾し、福岡のまちが復興へと歩み始めた姿を体現しました。路面電車の廃止に伴い、昭和52(1977)年からは「花自動車」に姿を変え、今もどんたくのにぎわいに「花」を添えています。

昭和37(1962)年、どんたくは「博多どんたく港まつり」と名称を改め、誰もが参加できる市民の祭りとして、例年200万人を超える人出でにぎわう日本有数の祭りに成長しました。
祝うたァ! 博多松囃子(まつばやし)
博多松囃子(国重要無形民族文化財)は、847年続く博多の民俗行事です。

毎年5月3日と4日に、馬に乗った福神・恵比須・大黒の三福神と兒(ちご)の行列が、寺社や商店、企業など市内約180カ所を巡ります。「祝うたァ!」と祝賀の声を上げ、表敬先の繁栄を祈念し口上を述べて祝う姿には、中世の趣が感じられます。
また、松囃子の一行は、3日のどんたくパレードの先頭も務めます。
博多松囃子展を開催中
「博多町家」ふるさと館の展示棟に、5月10日(日曜日)まで博多松囃子の衣装や傘鉾(かさほこ)などを展示しています。
【場所】博多区冷泉町
【電話】092-281-7761
【FAX】 092-281-7762
【開館時間】午前10時~午後6時
【休館日】第4月曜日
【料金】展示棟入館料200円(中学生以下無料)
三福神「いまどこ+(プラス)」
位置情報サービス「いまどこ+」を使って、松囃子の現在地を確認できます。
問い合わせ先
市民の祭り振興会(商工会議所内)
電話 092-441-1118
FAX 092-441-1149
どんたく広場(パレード)
日時
3日午後1時から7時、4日午後2時から7時
個性豊かなどんたく隊が、明治通りの呉服町交差点から天神の市役所前まで約1.3kmを、思い思いの格好でパフォーマンスを披露しながら練り歩きます。

演舞台
日時
3日、4日午前9時から午後9時
市役所前の本舞台をはじめ、市内30カ所の演舞台でどんたく隊等による踊りや芸能が披露されます。 ※時間は演舞台ごとに異なります。

はかた駅前「どんたく」ストリート
日時
3日 午前9時30分から11時30分
4日 午前9時30分から午後0時15分
場所
博多駅前2丁目交差点付近~博多区役所南口交差点
はかた駅前通り約150mが路上ステージに。伝統芸能やダンスなど、さまざまな演目が披露されます。 ※イベント開催中は車両・自転車の通行はできません。

今年は「トイ・ストーリー」だ!
2日から4日に、花自動車3台が市内幹線道路を巡ります。

教えて!まつり課長 どんたくの楽しみ方
3日午前8時ごろ、847年続く博多の伝統行事「博多松囃子」の三福神と兒(ちご)たちが櫛田神社に集まり、ここを出発地点に、市内を祝って回ります。三福神が勢ぞろいする瞬間や、舞姫の兒舞をお見逃しなく。そして、天神のど真ん中の車道で踊れるフィナーレの「総踊り」は、参加者同士の一体感がたまりません。どんたくの後は、屋台などで博多のグルメも楽しんでくださいね!

”豊臣兄弟”がどんたくに出陣
3日のパレードには、大河ドラマ「豊臣兄弟!」主演の仲野太賀さん(豊臣秀長役)と池松壮亮さん(豊臣秀吉役)も登場します。

午後2時11分に呉服町拠点を出発し、戦国時代に秀吉が復興のために行った「太閤(たいこう)町割り」の博多のまちを、オープンカーに乗って行進します。 ※ドラマの扮装(ふんそう)姿ではありません。
出発に合わせ、精華女子高等学校吹奏部が演奏する「豊臣兄弟!」のメインテーマにもご期待ください。
交通規制
3日午後0時30分から7時、4日午後1時30分から7時は、どんたく広場と交通規制区域で車両・自転車の通行はできません。
問い合わせ先
福岡市民の祭り振興会
電話 092-441-1800(5月3日、4日午前9時から午後7時)