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【発行号】令和8年4月15日号【掲載面】東区版【カテゴリー】お知らせ

【東区】福岡東区 歴史歩・歩・歩(さんぽ)会
ボランティアのおすすめスポット 奈多海岸散策

「歩・歩・歩(さんぽ)・会」 山田 次男

玄界灘に面した奈多漁港の西側には、海の中道の長い砂浜が続いています。かつて「鳴き砂の浜」として知られていた奈多の浜を歩くと、四本の石積みの堤防「奈多の波止」が崩れかけながらも荒波に抗(あらが)うように、海へと延びています。漁港ができる前は、漁船は砂丘に引き揚げられ、係留されていました。

奈多の波止(奥は奈多漁港)の写真

さらに西へ進むと、切り立った砂の断崖が眼前に迫ります。海面の変化や波と風による浸食と堆積が、長い年月をかけて繰り返され、形づくられたと考えられ、異世界を思わせるその景観は人々を惹(ひ)きつけます。天気の良い日には、パラグライダーが頭上を飛び交うこともあります。

頭上を飛び交うパラグライダーの写真

断崖のさらに西の平坦な場所が、奈多砂丘B遺跡です。遺跡からは、弥生時代から古墳時代の甕(かめ)や鉢などの生活土器が出土し、タコツボやオモリなどの漁具も見つかりました。農業に適さない砂地で、人々は漁業を生業としていたと考えられています。発掘調査は完了し、現在、遺跡は埋め戻されています。

奈多の波止、奈多砂丘の地図(断崖や砂丘の上には登らないでください)

波が穏やかな日に、奈多海岸を散策してみませんか。

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