【発行号】令和8年1月1日号【掲載面】西区版【カテゴリー】お知らせ

【西区】「西区の宝」を新たに認定

今年度、新たに認定された3件の「西区の宝」を紹介します。


◆アトムの樹(き)
【場所】野方三丁目
萩ケ丘北公園の奥に1本のクスノキがあります。この木は、昭和20(1945)年、長崎市で被ばくしても奇跡的に命をつないだクスノキの種から育てられたものです。

 

平成25(2013)年、萩ケ丘町内に住む人が苗木を譲り受け、町内で育てていこうと現在の公園に植樹しました。

アトムの樹(き)の写真(大きく立派に成長しています)

推薦者の萩ケ丘自治会長の山崎さんは「原爆投下から80年がたちます。私たちが住む西区から、平和と命の尊さを感じてもらいたいです」と話しています。

 

【願海寺(がんかいじ)】
【場所】宮浦357
建武3(1336)年に建てられた、唐泊漁港近くにある浄土宗寺院です。江戸時代の中期から後期にかけての物といわれる「閻魔(えんま)大王像」や「聖観音菩薩像」「薬師如来像」など、代々大切に守り抜かれてきた貴重な文化財があります。

 

その中の一つ「涅槃図(ねはんず)」が2月上旬にのみ公開されます。住職の稲永さんは「貴重な文化財を区内外の多くの人に知ってもらいたいです」と話しています。

涅槃図の写真
※文化財を見るためには、電話で予約が必要(電話 092-809-2835)。

 

【鹿垣(しかがき)を守る会】
【場所】能古島
江戸時代、能古島は黒田藩の鹿の猟場で、最盛期には約600頭の鹿がいました。当時、鹿が田畑を荒らすのを防ぐため、島の東西2キロにわたり「鹿垣」という石垣が作られました。

鹿垣(しかがき)の写真(令和11年度の完成を目指して活動中)

「鹿垣を守る会」は、平成17(2005)年の福岡県西方沖地震で大半が崩壊していた鹿垣を現代に蘇えらせようと立ち上がり活動している団体です。代表の西方さんは「島の豊かな自然や歴史を守るために活動しています。ぜひ、鹿垣を見に来てください」と話しています。

 

【問い合わせ】

西区まるごと博物館推進会事務局(西区企画振興課内) 

電話 092-895-7032 

FAX 092-885-0467

 

■「西区の宝」とは
西区まるごと博物館推進会が認定している、区内の自然、歴史、活動団体など、魅力的な地域資源を「西区の宝」と呼んでいます。

西区まるごと博物館のロゴマーク

西区まるごと博物館推進会の川岡会長は「私たちは『西区の宝』を楽しみながら知ってもらうため、平成17(2005)年から活動を続けています。今回新たに認定された3件を含め、現在160件の宝があります。これからも、西区の魅力を広く発信していきたいです」と話します。