食品ロスとは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
農林水産省の令和5年度の推計によると、全国で年間約464万トンの食品ロスが発生し、そのうち233万トンが家庭から出されています。これは、国民1人当たり、毎日おにぎり約1個分が捨てられている計算になります。
●食品ロスを出さないためにできること
家庭で食品ロスを出さないためには、消費期限や賞味期限を把握して、食べ切れる分を計画的に買うことが重要です。
消費期限は、弁当や総菜などの劣化しやすい食品に表示されていて、安全に食べることができる期限です。
賞味期限は、即席めんやレトルト食品など、比較的傷みにくい食品に表示されていて、おいしく食べることができる期限です。期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。違いを理解して、食品を上手に食べ切りましょう。
●区は年間を通して「フードドライブ」を実施
「フードドライブ」とは、家庭で使いきれない未使用・未開封の食品を持ち寄り、福祉施設や子ども食堂など食品を必要とする団体にフードバンク団体を通じて寄付する活動です。寄付したい食品がある場合は、平日午前8時45分から午後5時に早良区生活環境課までお持ちください。
また、イオンや一部、セブン-イレブンなどのスーパーマーケットやコンビニでも受け付けます。「フードドライブ」の詳細は市ホームページ(「福岡市 フードドライブ」で検索)でご確認ください。
【問い合わせ】
早良区生活環境課
電話 092-833-4343
FAX 092-841-6687
<フードドライブで受け付けできる食品>
・賞味期限と食品表示の記載があるもの
・窓口受付日から賞味期限まで1カ月以上あるもの
・包装や容器が破損しておらず、未使用・未開封のもの
・常温保存できるもの
<受け付けできない食品>
・生鮮食品
・冷凍、冷蔵食品
・アルコール飲料
・賞味期限や食品表示の記載がないもの
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