子ども食堂は、子どもたちが安心して気軽に立ち寄れる地域の居場所で、ボランティアや地域住民、企業や団体の協力により運営されています。子どもたちがみんなと一緒に食卓を囲むことで、孤食が解消されるだけでなく、心の安定や社会性も育みます。また、食事だけでなく、みんなで勉強をしたり、遊んだりして、友達をつくる場にもなっています。
横手校区 かがやき食堂
横手公民館で7月31日に、子ども食堂「かがやき食堂」が開かれました。校区内の約70人の子どもたちが参加し、提供されたカレーライス、サラダ、ゆで卵をみんなで食べました。夏休み期間中だったため、久しぶりに会う友達と、休みの間の出来事などを話しながら楽しい時間を過ごしました。
かがやき食堂代表の江頭紀子さんは「孤食の解消と子どもたちの居場所づくりのために活動を始めました。大事にしたのは『地域で子どもたちを育てていく』ということです。子ども食堂は校区内の人たちで運営し、入口ののれんも地域の有志の人が手作りしてくれたものです。今後も子どもたちに喜んでもらえるよう、活動を続けていきます」と話しました。
南区社会福祉協議会は、「地域の人たちのあたたかい気持ちが、人とのつながりを育む取り組みへと広がっていることをうれしく思います」と話しています。
区内では、多くの子ども食堂が子どもの食と居場所づくりに取り組んでいます。市ホームページ(「福岡市子ども食堂」で検索)には実施場所や利用料金なども掲載してます。また、活動への支援・寄付などに興味がある人は、南区社会福祉協議会へご確認ください。
【問い合わせ先】
南区社会福祉協議会
電話 092-554-1039
FAX 092-557-4068
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