【日時】 10月11日(土曜日)から11月24日(月・休)午前9時30分から午後5時30分(10月の金・土曜日は午後8時まで) ※入館は閉館30分前まで
【場所】 市美術館(中央区大濠公園)2階特別展示室
【料金】 一般1500円、高大生1000円、中学生以下無料
【休館日】 月曜日 ※祝休日の場合は翌平日
日本の南にある福岡は、アジアとの交流の窓口でした。その特色を踏まえ、明治後期から戦後までの優れた近代美術を、「南」という視点で紹介します。
近代、とりわけ戦前に、日本は豊かな資源を求めて南へ進出しました。この時代のうねりの中で、多くの画家が成功を夢見て海外へ移住したり、各国を旅したりします。また、軍から派遣され、絵画で戦況を報じることもありました。
本展は、伊豆大島や八丈島(東京都)、沖縄、台湾、南洋諸島、東南アジア、インドなど「南国」を描いた作品が一堂に集結する初めての企画です。
展覧会では、さまざまな目的で渡航した画家たちの作品を紹介します。横山大観や橋本関雪、石崎光瑤など日本画の大家から、藤田嗣治や中村研一ら油彩画の巨匠、坂本繁二郎ら郷土の画家、そして現代も活躍する横尾忠則まで、60作家の作品227件を展示します。
■問い合わせ先/市美術館 電話 092-714-6051 FAX 092-714-6071
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