【発行号】令和7年9月15日号【掲載面】南区版【カテゴリー】催し

【南区】Minamiku Art Next
芸術の秋
若いアーティストたちのアート作品を楽しみませんか

南区アートネクストのロゴマーク

区は、区内の大学等と連携し、学生や若手アーティストの活動・成長を支援する「Minamiku Art Next (南区アートネクスト)」を推進しています。アーティストたちが制作した作品を発表するイベント「Minamiku Art Next Collection 2025」を10月4日(土曜日)・5日(日曜日)に南市民センター、塩原音楽・演劇練習場で開催します。

 

今年は、29人・グループの絵画やデジタルアート、立体作品、ファッション、映像、空間全体を使ったインスタレーションなど、さまざまな分野の作品を展示します。来場者の投票によって決定する「南区市民賞」などの賞も設けます。

 

他にも、ゲストアーティストの作品展示もあります。

 

●今年は演劇作品の発表もあります
福岡女学院大学の劇団「路地裏ドアストッパー」や九州大学芸術工学部「Design Student Theater」の作品を上演します。

福岡女学院大学の劇団「路地裏ドアストッパー」の演劇「今を生きる私たちは。」の写真

●香蘭女子短期大学生のワークショップ
子どもを対象に、カラフルなテント素材と子ども用毛糸ミシンを使ってオリジナルのファッション小物を作る体験型のワークショップを行います。親子で楽しみながら参加できます。料金は無料です。

子ども用毛糸ミシンとオリジナルのファッション小物の写真

詳しくは、Minamiku Art Nextのnote(「minamiku_art」)でご確認ください。

 

【日時】午前10時から午後4時 

【料金】無料 

【問い合わせ】南区企画振興課 電話 092-559-5017 FAX 092-559-5014

 

出展作品と作者のコメントを紹介します

絵画作品「うつる」(大久保あすみさん作)
薄い和紙を重ね合わせ、「景色の断片の集合」を描きました。目に映ったものの記憶や、経験を積み重ねることで、世界の捉え方が移り変わることを表しています。和紙が重なり合うことで生まれる色彩や、細かなグラデーションの変化が見られます。細部のこだわりを感じてもらいたい作品です。

絵画作品「うつる」(大久保あすみさん作)の写真

デジタルアート作品「月影」(iuさん作)
一見、幻想的で現実離れした世界に見えるかもしれませんが、人間のごく普遍的な感覚や思考を題材に描いています。登場する少女は、見る者の内面にある感情や問いかけを映し出す鏡のような存在です。ひとつの視点や意味にとどまらず解釈してもらいたいです。

デジタルアート作品「月影」(iuさん作)の写真